先週、堅調なビットコイン市場でしたが、今週に入ると再び価格が下落し始めています。
チャート形状も芳しくなくなってきており、専門家の中でも一段安を指摘するものも出始めました。
要点
ビットコインは軟調な展開に
今週の展望でもお伝えしましたが、ビットコインは110万円が短期的なサポートになっていましたが、10日に明確に割り込み始めました。
そのため、チャート形状は悪化してきており、12日時点では下値が意識される展開となっています。
ビットコイン円 1時間足 今週
12時点では、107万円が短期的なサポートに。
対ドル価格でいうと、1万ドルの節目はまだ割り込んでいないので、ここで買いが入り反発できるか注目したいところです。
90万円まで下落シナリオも浮上
https://twitter.com/Josh_Rager/status/1171512214487883778
$BTCビットコインの価格改定は、現在のサポートエリアと20MAを介して更新されますバイヤーが数日以内に足を踏み入れない場合、ビットコインは9000ドルという低い価格で以前のサポートを再テストします
仮想通貨アナリスト、レイジャー氏は11日、Twitterに最新の分析を発表。
それによると、ビットコインはこのまま反発しなければ、最大で90万円(8000ドル)の安値テストもあり得るとのこと。
レイジャー氏が指摘するように、短期的には110万円のサポートを割り込んできているため、チャート形状は下値を意識せざるをえません。
とはいったものの、90万円の前には6月以降でサポートとなっている100万円前後の重要なサポートがあるので、このまま価格が下落した場合、そこで反発できるか注目でしょう。
また、現在はボラティリティー(変動率)も小さくなってきているため、上下構わず再び値動きが大きく流動性が出てくるのかにも注目したい場面です。
まとめ
ビットコインは10日、短期的なサポートであった110万円を割り込み、再び下値が意識される展開となっています。
仮想通貨アナリスト、ジョシュ・レイジャー氏によれば、今後反発することがなければ、最大で90万円までの安値テストのシナリオもあり得るとのこと。
レイジャー氏が指摘するように、短期的に重要なサポートである110万円を割り込んだビットコインは、再び下値が意識される展開となっているので、今後数日間の動向は注目でしょう。