25日に暴落したビットコインですが、アルトコインに関しては9月の上昇分を全て打ち消す形で下落しました。
イーサリアム・リップル、ビットコインドミナンスを踏まえたアルト市場全体の動向をお伝えします。
要点
イーサリアム・リップルはここから価格が反発できるか
25日の暴落時にはビットコインだけでなく、アルトコインも全面安に。
リップル、イーサリアムなどは今月に入り単独で上昇する場面もみられましたが、今回の暴落で上昇はば全てを打ち消す形となりました。
ただ、28日の段階でビットコインが反発しており、イーサリアム、リップルも一度安値をつけた形になってきているので、ここから価格が反発できるか注目でしょう。
イーサリアムドル 日足 5月~
イーサリアムはビットコインと同じく、5月の安値圏である160ドルでサポートされた形に。
ここ数日間、160ドルで支えられているので、いったんは反発のフェーズに入ったとみて良いでしょう。
そのため、ビットコインが大きく崩れることがなければ、上値を伸ばしていけるか注目です。
リップルドル 日足 5月~
リップルは今回の暴落により残念ながら年初来安値を更新。
ただ、直近では0.23ドルのサポートに支えられた形となったので、イーサリアムと同じくここから反発できるか注目でしょう。
しばらくの間はレンジ相場になる公算が高いですが、まずは直近の0.25ドルを突破していけるかに注目です。
ビットコインドミナンスの状況・今後の展開
9月に入り、アルトコインの単独上昇がみられ、ビットコインドミナンスも低下傾向にありました。
ただ、暴落以後も67%台は保っているので、このままドミナンスが低下していけば、引き続きアルト市場への資金流入も見込めるかもしれません。
コインマーケットキャップ 28日
そのためにはやはり、ビットコインが大きく崩れないことが前提となるので、アルトコインを取引きしている方も、ビットコインの推移には注目した方がよいかもしれません。
まとめ
25日に暴落したビットコインですが、アルトコインも軒並み下落。
しかし、3日たった28日、ビットコイン、アルトコインともに反発の兆しがみえているので、直近の安値をサポートにしつつ上値を伸ばしていけるか注目。
また、9月に入って上昇基調にあったアルトコインですが、暴落後もドミナンスは67%台を維持しているので、このまま上昇していけるかに注目です。