週末、モナコインが暴騰したことが話題になりましたが、直近ではイーサリアムも強くアルトコインが堅調です。
仮想通貨市場全体の状況から直近のアルトコイン動向をまとめました。
要点
直近ではアルトコインが堅調に
14日、モナコインが前日比90%近く暴騰したことが話題になりましたが、直近でアルトコイン全体が堅調な推移をみせています。
コインマーケットキャップ 17日
本日の推移をみても、時価総額10位のアルトコインの推移は堅調に。
特に、イーサリアムは直近で反発基調が目立ちます。
ただし、ビットコインドミナンスは69%と高水準であり、アルトコインの資金流入はドミナンスが低下することが必須条件になります。
ビットコインドミナンス・・・仮想通貨市場全体の時価総額のうちビットコインが占める時価総額を表したパーセンテージ、ビットコインの市場占有率
アルトコインのターンはくるのか
今週の展望でもお伝えしましたが、ビットコインは直近でレンジ相場が継続。
ボラティリティー(変動率)も縮小してきており、「動かない」様相を呈しています。
昨年の今頃や、今年3月など、このようにビットコインが停滞するとアルトコインが上昇するのがみられたので、引き続きドミナンスの推移は注目となりそうです。
まだ数日間だけの動きで明確ではありませんが、仮に今後ドミナンスが低下し、アルトコインの価格が上昇基調に入れば、仮想通貨市場全体にとってはポジティブな要因となります。
基本的に、アルトコインはビットコインよりも「リスク資産」として考えられているため、それらが買われるということは投資家の買い意欲が高いことを示すからです。
もちろん、ビットコインが大幅な下落となってしまった場合は、アルトコインも連れ安となる可能性が高いので、ビットコインの価格も注視しつつ動向を追っていきたい場面です。
まとめ
14日、モナコインは前日比90%近い暴騰を記録。
直近ではイーサリアムも堅調な推移が続いており、アルトコインのターンが続くのか注目したいところ。
それを示す重要な指標となるのが、ビットコインドミナンスとなるので、ビットコイン価格、ドミナンス、アルトコインの価格といった市場全体の動きを踏まえながらも、相場動向を追っていきましょう。