かろうじてレンジを保っていたビットコインですが、8日に大幅な下落をし200日移動平均線を割り込みました。
直近のビットコインの相場動向についてまとめました。
要点
ビットコイン大幅下落
10月末に暴騰したビットコインですが、その後はレンジを継続。
しかし、8日に直近のサポートとなっていた97万円近辺のサポートを下抜け大幅下落となりました。
ビットコイン円 日足 10月~
それにより、これまでサポートとなっていた200日移動平均線も下抜け。
チャート形状は悪化したといって良いでしょう。
直近では50日移動平均線がある93万円近辺で価格がサポートされるか注目。
また、50日移動平均線と200日移動平均線にはさまれているため、今後も動きずらい相場が続くかもしれません。
引き続き、難しい相場が続きそうですが、現段階では強気チャートとはいえないので、センチメントとしては下方向をみておいた方が良いかもしれません。
再び80万円がしやも?
当ブログで何度もお伝えしていますが、200日移動平均線が中長期の値動き動向を知るために使われる重要な指標です。
10月末の暴騰では、その200日移動平均線を上回ったために専門家のセンチメントも改善しましたが、今回の下落で専門家がどうみるのかは注目したいとところ。
仮に、上記に挙げた50日移動平均線も下回ってしまった場合、再び80万円までの下落も視野に入れておいた方がよさそうです。
ただ、そこまで弱気相場のシグナルがあるというと明確に断言できないのが難しいところです。
いずれにせよ、まずは50日移動平均線がサポートされれば、再び200日移動平均線のトライもあり得るので、直近の注目ポイントはそことなるでしょう。
繰り返しにはなりますが、50・200日移動平均線の間で揉み合うシナリオも考えられるので、目線を固定するのは尚早かもしれません。
まとめ
10月末の暴騰以降、レンジ相場となっていたビットコインですが、8日に直近の安値を更新。
それによりサポートも決壊し、200日移動平均線も下抜けたため、チャート形状的には悪化しています。
まだ目線を固定するのは危険ですが、直近のサポートとしては50日移動平均線が位置する94万円のサポートに注目。
そこの攻防次第で今後の値動きも決まりそうなので、注目したい価格帯ではあります。