ビットコインは直近で77万円から84万円まで急上昇したのちに全戻しするというジェットコースター相場となっています。
直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコインは7万円上昇したのちに全戻しの展開へ・・・
直近のビットコインの動きとしては、まず4日夜に価格が急上昇し、一時84万円の高値をつけました。
ビットコイン円 5分足 4日~
しかし、5日に入ると78万円まで上昇幅を全戻しする形で急落。
さらに6日深夜の時点では、安値から少し価格が回復して80万円きんぺんまで上昇する「ジェットスター相場」となりました。
このような値動きは為替・株にもみられる動きで、基本的にレンジ相場や調整相場の方向感が定まらないときに起こりやすいです。
ただ、ビットコインや仮想通貨は既存の金融市場よりボラティリティーが高いので、荒い値動きに振り回されないように気をつけたいところです。
年末相場へ向けて価格動向は引き続き注目
このような値動きを証明するかのように、現在は短期的なレンジ相場・調整相場にあるといえます。
ビットコイン円 4時間足 11月20日~
上記チャートは11月20日からの4時間足チャートです。
少し期間を広げてみると、ビットコインは重要なサポートである73万円・高値は86万円までのレンジで現在は揉み合っている状況なので、今後まずはこのレンジをどちらかにブレイクするか注目したいところ。
以前からお伝えしている通り、過去2年間の年末相場は価格がよく動きましたが、現時点ではボラティリティーも高めに推移しているので、引き続き価格動向には注目。
このまま行けば、年末に方向感が出て、一気にその方向に価格が動く可能性も残されているでしょう。
もちろん、これらは明確に断言できませんが、いずれにせよ、まずは上記のレンジをどちらにブレイクするかが重要になるのでチェックしておきたいところ。
反対に、レンジを抜けださない限りはジェットコースター相場が続く可能性もあるので、トレードをする際は気をつけたい相場でもあります。
まとめ
ビットコインは直近で7万円の暴騰をみせるも、その後上昇幅を全戻しするジェットコースター相場に。
基本的に、このような値動きは調整相場のときに起こりやすいので、引き続き価格動向には気をつけたい場面です。
また、現時点ですでにボラティリティーも高く推移しているので、例年価格がよく動く年末相場は引き続き注目しておきたいところです。