堅調な推移を続けていた仮想通貨市場ですが、本日10%近く価格が下落しています。
仮想通貨投資ファンドCEOマイク・ノボグラッツ氏は、しばらくはレンジ相場に移行すると予測しています。
要点
仮想通貨市場急落
ここ数日間、堅調な価格推移を続けていた仮想通貨市場ですが、苦戦していた98万円を突破できず、久しぶりに大幅に価格が急落しています。
ビットコイン円 30分足 5月27日~
今後の注目ポイントとしては、専門家から指摘されていた重要な価格帯8200ドルから8300ドル(90万円近辺)をサポートにできるか注目でしょう。
仮にその価格帯もブレイクされるようであれば、もう一段深い調整も視野に入れておいた方が良さそうです。
コインマーケットキャップ
また、ビットコインだけではなく、本日は主要なアルトコインが全て下落し、仮想通貨市場が全面安の展開に。
ただモナコインはコインチェックに上場されることが報じられており、価格が上昇しています。
【Monacoinの取扱い開始に関するお知らせ】
コインチェック株式会社は、新たにMonacoin(MONA)の取扱いを開始することをお知らせいたします。 https://t.co/jKhy7ZnVv7— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) May 31, 2019
今後は75万円から90万円のレンジ相場に?
相場の急落に対して、仮想通貨投資ファンドCEO、マイク・ノボグラッツ氏は今後75万円から90万円のレンジ相場になると指摘しています。
Billionaire investor Mike Novogratz is predicting Bitcoin will soon consolidate to a narrower trading range: "You know, trees don’t grow to the sky" https://t.co/DAVhApEfbu
— Bloomberg (@business) May 30, 2019
億万長者の投資家マイクノボグラッツは、ビットコインがすぐに狭い取引レンジに統合されると予測しています: "木は空に成長しない"
同氏は「気は空にまで伸びない」ことを自覚したと語っていますが、現在の相場に一定の過熱感があったことは確かでしょう。
また、米格付け会社ウェイスレーティングからは今後相場が40%以上急落するというレポートも発表されていたので、今後の相場動向には十分に気をつけたいところ。
しかし、同社は急落したところは過去稀にない「最高の買い時」と指摘しています。
短期的にはレンジ相場や調整が深くなる指摘が多いものの、中長期的には強気なのは変わりないので、まずは直近のサポートである90万円に注目したいところです。
まとめ
ここ数日間、堅調な価格推移を続けていた仮想通貨市場ですが、31日は全面安の展開に。
仮想通貨投資ファンドCEO、マイク・ノボグラッツ氏は相場がいったんの天井をつけ、今後75万円から98万円のレンジ相場になると指摘しているので、重要な価格帯をサポートにできるか注目したいところです。
ただ、中長期では強気なチャートは変わりないので、調整が終わったあとは再び価格が上昇していくのに期待したいところです。