先週、堅調な推移をみせていた仮想通貨市場ですが、週末は突如急落するなど上値が重い印象。
今週の仮想通貨市場の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
ビットコインは110万円の攻防に注目
先週、堅調な推移を続けていた仮想通貨市場ですが、週末に急落するなどきわどい展開に。
ビットコイン円 1時間足 3日~
上記のチャートはビットコイン円1時間足の先週のチャートです。
上記をみればわかる通り、109万円から110万円は断続的な買いが入っており、明確なサポートとなっています。
そのため、今週は短期的な110万円近辺のサポートで反発できるかが注目となりそうです。
110万円で反発できれば、再び118万円方向のトライも考えられますが、仮に割り込んでしまった場合、ストップロスがつき一段安となるチャート形状をしています。
短期的なセンチメントとしては、どちらの可能性も考えられるので、値動きは見極めたところ。
また、再びボラティリティーが縮小すれば、動かず横横の相場になる可能性も考えられます。
待望のBakktが開始
材料は引き続き、金融市場・世界情勢の動向は注目していきたいところです。
仮想通貨独自の材料でいえば、昨年から待望されていたBakktが入金を開始。
Today our Warehouse opens for customer bitcoin deposits and withdrawals as we prepare for the Bakkt Bitcoin Daily & Monthly Futures, launching September 23
The availability of physical delivery brings more flexibility in managing bitcoin exposure
— Bakkt (@Bakkt) September 6, 2019
本日、倉庫は顧客のビットコインの入出金のために開き、9月23日に開始されるBakkt Bitcoin Daily&Monthly Futuresの準備をします。
今のところあまり材料視されていませんが、サービスもいよいよ23日に始まるので、これを市場がどう受け取るか注目したいところです。
現時点ではあまり動いていませんが、Bakktの報道は基本的にポジティブ材料となるので、ここから価格が上昇するのか注目したいところ。
Bakktに関連する報道や専門家の見解も多くでる可能性もあるので、そちらも注目したいところです。
まとめ
先週、堅調な推移を続けていた仮想通貨市場ですが、週末にビットコインが急落したことにより再びきわどい展開に。
週明けの時点では110万円が短期的なサポートになっているので、今週はその価格帯から再び上昇するか注目したいところ。
材料に関しては、引き続き世界情勢に注目しつつ、直近ではBakktがメディアのトレンドになっているので、関連する報道に注目したいところです。