26日に突如急騰した仮想通貨市場ですが、その後も続伸しており、堅調な価格推移が続いています。
今週の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
今週は価格変動が大注目の1日となるか
ビットコインは26日に突如急騰、1日で80万円から一時110万円まで暴騰しました。
その後、高値から反落しましたが、週末は徐々に上値を伸ばし、週明け28日の段階で105万円近辺で推移しています。
ビットコイン円 4時間足 10月24日~
ひとまず今週は、直近の高値となっている112万円を超えられるか注目となりそうです。
ビットコインおよび仮想通貨市場は9月からおよそ1カ月間、非常に値動きの小さい動きが続いていましたが、先日の暴騰によりボラティリティー(変動率)が高まる公算が高いです。
そのため、上下どちらにも価格がよく動く1週間となりそうなので、値動き動向には注目でしょう。
また、アルトコイン市場関しても、基本的にビットコインの下値が堅ければ堅調な推移が期待できます。
新たな上昇材料と指摘される「中国」関連の報道に注目
26日の暴騰は、一部専門家から中国が本格的にブラックチェーン事業を推進することを発表したのが要因だったという指摘があります。
そのため、今週も中国に関連する報道には注目したいところです。
上記の記事でもお伝えした通り、バイナンスCEOザオ氏は、2013年、2017年バブル時も中国の影響で価格が上昇してきた背景があることを指摘しています。
習近平氏の発表は25日に新華社より報じられていますが、その後27日には暗号法を可決するなど、早くも動きが出ているので注目。
報道の内容によっては価格が再び上昇する可能性も考えられます。
その他に直近では、価格が動く材料がない仮想通貨市場ですが、リブラ動向やBakktの出来高、また過去最高値を更新したビットコインのハッシュレートなどに注目。
リップルはSWELL2019が迫っていることもあり、引き続き関連するニュースに注目でしょう。
まとめ
26日に暴騰したビットコインですが、その後週末も堅調な推移を継続し、28日は105万円程度で推移。
暴騰後は仮想通貨市場のボラティリティーが高まっているので、今週は価格変動がおおいに期待できる1週間となりそうです。
材料に関しては26日以降注目され始めている「中国動向」に注目、リップルに関してはSWELL2019目前となっており、関連する報道に注目です。