Coinpostによると米NFL（ナショナル・フットボール・リーグ）が25日に、NFTゲーム開発計画を明かしました。
Play to Earnシステムを採用するとのことです。
これは「プレイして稼ぐ」という意味であり、新しいビジネスや副業としても期待できるでしょう。
NFLの動向を踏まえ、Play to Earnの基礎知識を解説します。
日本でも注目されるかもしれないジャンルなので、ぜひ知っておきましょう。
要点
NFLがPlay to Earnゲームを開発へ
NFLがPlay to Earn系であるNFTゲームの開発に乗り出しました。
PC・モバイル対応のゲーム『NFL Rivals』を2023年初頭にリリース予定です。
ブロックチェーン企業であるMythical Gamesと提携しながらの開発になる見通しです。
ゲームの公式Twitterで、ティーザーも公開しています。
NFL Rivalsでプレイヤーは、オリジナルのアメリカンフットボールチームを作り、ゼネラルマネージャーとして活動します。
32のNFLチームや所属選手は、NFTで再現される見通しです。
育成選手のトレードもできるなど、自由自在なプレイを楽しめるでしょう。
あらかじめ初期チームが準備されるので、ゲームスタートに費用はかかりません。
試合の勝利や決まった目標をクリアすれば、NFTやトークンを稼げます。
これがPlay to Earnの重要部分です。
将来的にNFLのゲームを通して、収入を得る方が出てくるでしょう。
NFL Rivalsについて、以下の口コミが寄せられています。
Play to Earnとは何か？
Play to Earnとは、ゲームをしながらNFTやトークンなどを稼げるジャンルです。
その重要な部分が、ブロックチェーンになります。
これを組み合わせていることで、ゲーム内でトークンの流通が可能です。
たとえばブロックチェーンを使ったRPGゲームは、戦闘への勝利やミッション達成などにより報酬をもらえます。
この報酬は仮想通貨であるトークンです。
ゲーム内だけにとどまらず、現実のお金や別の通貨に換金できます。
NFL Rivalsでもプレイによる報酬だけでなく、アイテムやキャラクターの取引によって資産を稼げるでしょう。
Play to Earnのメリットとは？
Play to Earnのメリットは、臨時収入の可能性や、トークン市場の動向によるゲーム需要の向上です。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
最初のメリットは、何といっても臨時収入の可能性です。
遊びながらお金を稼げるのが、Play to Earnの醍醐味になります。
ゲームクリアによる報酬に限らず、アイテムやキャラクターの高値取引でお金を稼げるでしょう。
2つ目のメリットは、ゲーム用トークンが市場で取引されている場合に限りますが、その市場価値上昇による作品需要の刺激です。
ブロックチェーンゲームには現金や別の仮想通貨を支払って、トークンを入手しなければならない作品があります。
一方でゲームで使えるトークンが、特定の取引所で売られるケースもあるのです。
VRプラットフォーム上で使えるDecentraland（MANA）やメタバースゲームでもあるThe Sandbox（SAND）などが代表例になります。
このようなトークンの需要が上がれば、関連ゲームにユーザーが殺到するでしょう。
以上からゲーム内での高値取引の件数も自然と増えていきそうです。
Play to Earnゲームは、作品の中身だけでなく、トークンの市場動向にも注目しましょう。
まとめ
米NFLのPlay to Earnゲーム進出は、ブロックチェーン業界で大きなニュースでしょう。
同団体は、スポーツ界でトップクラスの影響力を誇るからです。
Play to Earnゲームの隆盛によって、多くのプレイヤーが遊びながらお金を稼げるようになります。
米NFLを味方につけたことで、今後注目を受けるジャンルになりそうです。
日本にもPlay to Earnというジャンルが人気を得るかもしれません。
遊んで稼ぐ系のゲームについて、今後の動向を見守りましょう。
