金曜日に安値圏からの反発をみせていたビットコインですが、その後急落、しかし本日になり再び上昇しています。
この土日のビットコインの動きをまとめました。
要点
週末のビットコインの値動きまとめ
金曜日に反発していたビットコインですが、その後は荒々しい値動きへ。
ビットコイン円 1時間足 19日~
ただ、こうして3日間の動きをみると、安値100万円から上下しながら順当に上昇してきているので、決して悪いチャートではないでしょう。
再び104万円の方向へ下落する可能性もまだありますが、このまま下値を固めて上昇していけば、年初来高値圏まで復帰する可能性もあります。
ビットコイン円 4時間足
少し長期的な4時間足のチャートでみても現在は104万円の安値から順当に回復してきています。
4時間足チャートでは、再び120万円を越えてくれば、上昇トレンドの回帰に希望が持てそうです。
今週出たニュースまとめ
今週は引き続きリブラ関連のニュースが話題になりました。
今週にはリップル社のCEOがリブラに関して異例の長文ツイート。
トランプ大統領やムニューシン財務長官らに一定の理解を示しながらも、基本的にはリブラを擁護する立場を示しました。
その他に材料視されたのは、久しぶりの中国関連のニュース。
中国でビットコインが財産権として認められた判決が出ており、これまで取引を規制していた中国においてはポジティブサプライズとなりました。
その他に、中国でもリブラの関心が高いことが明らかになる報道も出ています。
このようにリブラ関連は引き続き高い関心があるトピックになっているものの、直接価格に影響するような報道ではありません。
また、このような材料不足が現在のレンジ相場を表しているとも考察できるでしょう。
4月から6月にかけてはビットコインのデジタルゴールドの側面が注目され、リブラ関連の発表もあり急上昇しましたが、さらなる年初来高値更新には材料がもうひとつ欲しいところ。
来週以降はリブラ以外にも新しい材料が出てくるか注目です。
まとめ
週末のビットコインは荒々しい値動きへ。
しかし、104万円からの反発を考えれば、現在は順当に価格が回復してきており、来週の値動きは注目となりそうです。
直近ではリブラ関連の報道も注目ですが、直接価格が上昇するような強い材料が出てくるかも注目でしょう。