楽天グループは14日の公式発表で、Rakuten NFTにおけるイーサリアム決済対応を発表しました。
2022年秋から運用開始とのことです。
イーサリアム決済は、仮想通貨ウォレットであるMetaMaskを通して進められます。
EC大手の楽天グループで、NFTの仮想通貨決済ができるとなれば、利用しやすいと思う方もいるでしょう。
楽天グループにおける今回の公式発表について、詳細を解説します。
要点
Rakuten NFTでイーサリアム使用可能の予定
Rakuten NFTでは、2022年秋からイーサリアムが使える予定です。
こちらは楽天グループが展開するNFTマーケットプレイスになります。
音楽やスポーツ、アニメなどのNFT作品を取引可能です。
好きなアーティストやスポーツチームのNFT作品を手に入れれば、人生の思い出になるかもしれません。
楽天グループによる国内サービスでは、NFT部門が初めて仮想通貨決済を受け入れる形です。
海外ではOpenSea、Raribleなどがイーサリアムに対応しています。
今回は日本の大手ECグループがそれに追従するので、国内のNFT市場活性化に期待です。
Rakuten NFTはイーサリアム決済開始で、従来よりデジタルマーケットらしくなるでしょう。
NFTはデジタル資産の一種です。
仮想通貨と違って代替不可能なトークンとされます。
世界にひとつだけの存在であるため、NFTによっては高額取引も見込めるでしょう。
NFTは同じデジタル資産として、仮想通貨との親和性が高いといえます。
仮想通貨ならウォレットを準備するだけで、NFTを手軽に取引できるからです。
このような体制が整えば、NFTマーケットプレイスとしての利便性が高まるでしょう。
以上を考えてもRakuten NFTのイーサリアム受け入れは、仮想通貨およびNFTユーザーにとって朗報です。
Rakuten NFTのイーサリアム決済対応について、Twitterからは以下の口コミが寄せられています。
Rakuten NFTにおける決済の方法
従来のRakuten NFTの決済方法は、以下のとおりです。
・クレジットカード決済
・楽天ポイント
つまりほかの楽天グループのサービスと変わらない決済体制でした。
しかし今回は、ここにイーサリアム決済が加わる予定です。
この場合はウォレット「MetaMask」が必要になります。
ここからイーサリアムを取り出し、NFTのために払う形です。
Rakuten NFTは、イーサリアム以外の仮想通貨決済対応も検討の方針です。
複数種類で決済可能となれば、利便性向上につながるでしょう。
イーサリアム決済対応開始記念のキャンペーンも予定
Rakuten NFTでは、イーサリアム決済対応開始のキャンペーンも予定しています。
仮想通貨の保有者を、キャンペーンで一気に引き寄せる狙いです。
仮に参加できれば、うれしい特典にあやかれる可能性があります。
記事投稿の2022年9月時点では、まだRakuten NFTでイーサリアムを使えるわけではありません。
Rakuten NFT公式Twitterで、最新情報発信があります。
したがって、定期的にこちらをチェックしてください。
キャンペーンはほとんどの場合、期間限定なので、見逃さないでください。
Rakuten NFTの今後の続報に期待です。
まとめ
Rakuten NFTで、2022年秋からイーサリアム決済が始まる予定です。
まだ詳細は決まっていないので、Rakuten NFT公式Twitterを定期的に確かめてください。
仮想通貨の決済対応が始まれば、NFTマーケットプレイスが使いやすくなるでしょう。
Rakuten NFTでは、将来的にイーサリアム以外の仮想通貨にも対応の可能性があります。
実現すれば、国内において仮想通貨だけでなく、NFT取引の活性化にもつながるでしょう。
楽天は、NFT業界で今後どのような活躍を見せるでしょうか。