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リップルは再び下落トレンドへ? 20日から値下がりが止まらず

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今週のリップルは、下落トレンドへの再突入に入った印象です。
4月20日から値下がりが続いています
どこまで市場が冷え込むのでしょうか。

今週のリップルの市況をまとめました。
 

要点

・今週のリップルは下落トレンド再突入の印象
今週のリップルは値下がりで終わる日が多く、再び下落傾向が強まっています。

 

今週のリップル市場まとめ

今週のリップルの市況を見ていきましょう。
GMO販売所の日足チャートで検証を進めます。

 

 

今週のリップルは、価格下落で終わる日が多かったといえます。

目立つのは20日からの連続下落です。
20日の始値は97.925円でしたが、23日の終値が90.469円になっています。
この間は約8.2%の下げ幅になりました。

今週は値上がりで終わった日が4月19日しかなかったため、ネガティブな傾向でした。
15日の大幅上昇からの勢いは続かず、このまま冷え込んでいきそうです。
 

20日から相場下落が続く要因は?

20日からの下落が続く要因に、以下が挙げられます。

・金融引き締めの懸念
・ビットコイン市場の軟調化

最近のアメリカでは、金融引き締めが加速する可能性が問題視されています。
FRB(米連邦準備制度理事会)のジェローム・パウエル議長が、5月のFOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利上昇の可能性を認めたからです。
5月には政策金利が0.5ポイント上がると見られています。

政策金利は物価や景気のコントロールなどにより、健全な金融政策を進めるのが目的です。
金利引き上げは、物価上昇を抑えるのが目的になります。
しかしその結果、金利の高さを嫌って個人や企業がお金を借りにくくなるのです
以上の影響から社会的な消費意欲も下がり、景気がある程度冷え込む懸念が高まります。

リップル市場でも、金利引き上げを警戒して、売り注文が殺到しているのでしょう。

ビットコイン市場の軟調化も、リップル市場の下落トレンドに影響しているようです。
GMOコイン販売所の日足チャートで確かめましょう。

 

 

ビットコインも米金融政策上の懸念から、日足での下落が多くなっています
リップル市場もこちらにつられている印象です。

アメリカで次の金融政策に関する重大発表があるまでは、リップルでも不安定な相場が続くでしょう。
 

今後のリップルの価格予測は?

今後のリップルは、しばらく下落トレンドが続きそうです
GMOコイン販売所の日足チャートに、移動平均線を当てはめたものを見てください。
青が短期の25日、赤が長期の25日移動平均線です。

 

 

4月15日の急上昇や19日の値上がりにより、ゴールデンクロスが間近でした。
しかしそのあとは長期と短期ともに下降線をたどっています
この状態が続くうちは下落傾向が終わらないでしょう。

長期トレンドでも値下がり傾向が顕著になってきたため、しばらく逆転は難しそうです。
短期の価格傾向で大きな逆転が見られるまでは、様子見が賢明でしょう。
少なくとも来週は、さらなる値下がりが見られるかもしれません。
 

まとめ

リップルは再び下落トレンドに入った印象です。
4月20日から値下がりが連続するようになり、市場がますます冷え込んでいくでしょう。
しばらくは弱気の投資家心理が、支配を続けそうです。

ビットコインの軟調化につられている様子もあり、来週もさらなる下落に要注意です。
アメリカで政策金利引き上げへの懸念もあるため、しばらく不安定な相場が続くかもしれません。
仮想通貨のチャートだけでなく、アメリカの経済動向にも注意が必要です。

長期トレンドも下落傾向が強まっているため、買って売ることで利益を得たい投資家は、様子見が賢明でしょう。
今後も価格推移を慎重に見守ることが大切です。

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