SBINFT株式会社は、3月17日に新サービス「SBINFT Market」をリリースします。
同社はもともとNFTマーケットプレイスである「nanakusa」を運用していましたが、これをリブランディングした形です。
従来より使いやすくなった状態で、NFTの活用や取引を楽しめます。
SBINFT Marketの詳細をまとめました。
要点
SBIグループがNFT事業を本格展開へ
SBIグループのNFT部門として、SBINFT株式会社がプラットフォームの運用を本格的に始めます。
SBINFT Marketが3月17日にリリースされるからです。
もともとは「nanakusa」というNFT取引プラットフォームでしたが、これが新しく作り替えられました。
今回リリースされるプラットフォームでは、NFTの発行から販売、二次流通まで対応しています。
デジタルアートや写真、音楽、ゲームキャラクターなどがオリジナルトークンとして流通を受けるしくみです。
仮想通貨やクレジットカード決済もできるので、利便性に期待しましょう。
金融大手のSBIグループから新しいNFTマーケットプレイスが生まれることで、大きな需要も予測されます。
口コミでも以下の反響が寄せられました。
SBINFT Marketの利用方法
SBINFT Marketの利用形態は、以下の4つにわかれます。
・販売
・購入
・二次販売
それぞれの詳細を確かめてみましょう。
発行をするのは公認を受けたアーティストや提携事業者です。
彼らはSBINFT Market内にマイページを作り、そこからNFTを発行できます。
つまり商品の売主として、購入希望者にサービスを提供できるのです。
販売は2つの形式から選べます。
任意価格による通常式と、オークションになります。
通常販売なら仮想通貨かクレジットカードのどちらかより、決済方法を選べます。
この場合仮想通貨として対応しているのは、2022年3月2日時点でイーサリアムとPolygonの2種類です。
SBINFT Marketにアクセスした方は、マーケットプレイスに出ているNFT作品を購入できます。
決済方法は販売者が指定した形に従います。
たとえばイーサリアムでの決済が条件になっていれば、実際にその通貨を持っていないと買えません。
SBINFT Marketは二次販売にも対応しています。
NFTを買った方が独自判断で売ったり、ほかのユーザーから買ったりできる形です。
このようにフリーマーケットのような性質を備えている点も見逃せません。
以上のようにSBINFT Marketは、自由自在に作品を取引できる環境です。
ブロックチェーンによるアート流通を作るスタートバーン株式会社とも提携
SBINFT株式会社は、スタートバーン株式会社との提携を結んでいます。
スタートバーンはブロックチェーンを使ったアート流通インフラを作るIT企業です。
同社が開発した「Startrail」は、アート取引に対応したブロックチェーンインフラであり、SBINFT Marketへの搭載が決まっています。
Startrailのおかげで、世界中からSBINFTへのアクセスが可能です。
さらに作品の来歴や規約順守など、健全な運用を進めるための環境が保証されます。
ブロックチェーンの専門的な企業の協力により、SBINFTは安心できるNFTプラットフォームを目指しているのです。
まとめ
SBINFT Marketが3月17日にリリースされます。
アートや写真、音楽などのオリジナル作品がトークンとなり、取引や流通ができるのです。
これをきっかけに新しいエンターテイメントの楽しみ方が生まれるでしょう。
スタートバーン株式会社との提携にも注目です。
同社の協力により、ブロックチェーンを使った健全なアート取引が望めます。
SBIというブランドの力もあるので、新しいマーケットプレイスの活躍に期待しましょう。