イートロ社のシニア・アナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は仮想通貨市場の低迷の背景にドル高があると指摘しています。
今回は、既存の金融市場の動向と仮想通貨市場がどのように相関しているかを解説します。
要点
一般的に、米ドルが買われると、金や原油などコモディティーの価格は安くなると言われています。
それと同じように、グリーンスパン氏は、「強いドル」が仮想通貨市場の価格下落要因とみているようです
仮想通貨価格低迷の背景は強いドル?
100%!!!
Analysts trying to pin ETH's decline on the ICO marker clearly have not done their homework. Money is flowing into Ethereum projects faster than ever. The decline was more correlated with the Dollar strength.
Thanks CCN for covering my analysis! https://t.co/uR0D4yAPFl
— Mati Greenspan (@MatiGreenspan) August 17, 2018
100%だ!!!
ETHの低下をICOマーカーに固定しようとするアナリストは、明らかに彼らの課題を見極めていない。資金はイーサリアムプロジェクトにこれまで以上に速く流れています。この価格低下はドルの強さとより相関していた。
私の分析をカバーしてくれてありがとうCCN!
イートロ社のシニア・アナリストである、グリーン・スパン氏は、イーサリアム(アルトコイン)の価格下落の要因は「ドル高」だと指摘しています。
これは、イーサリアムの価格下落が、ICOプロジェクトの狼狽売りであるという説の反論です。
ポイントは以下になります。
①トルコリラ下落のようなリスクオフの相場でも金の価格が上昇していない
②FRBが金利引き上げ政策を行っており、安全資産が直近ではドルになっている
先週は、仮想通貨市場とともに、米国株式も下落した週でしたが、金の価格も下落していると指摘。
通常、株式が下落する場面では、金は安全資産として買われる傾向があります。
しかし、多くの商品(金や原油)の価格が下落し、直近ではドル高が進行していると指摘。
仮想通貨の価格の下落には、ドル高が背景にあるのではないかという分析を行っています。
現在のアメリカの金融政策
日本の円は、低金利の政策がとられていますが、アメリカでは現在、FRBが金利を徐々に引き上げていく政策をとっています。
そのため、とても簡単にいうと、世界の資金はアメリカの米ドルに集中しているのです。
投資家達は、アメリカのような経済大国の安定した法定通貨を持っているだけで、金利がつきお金がもらえるからです。
実際に、米ドルの強さを表す指数である「ドルインデックス」は今年4月から上昇しており、足元ではドル高が進行しているのは確かです。
ドルインデックス 日足
グリーンスパン氏は、以前、コインテレグラフ・ジャパンのインタビューでも既存の金融市場との相関性を指摘していました。
まとめ
金融市場の動向は、少し難しい部分もありますが、余裕のある方は米ドルの動向・そして米国株式の動向はチェックして損はないでしょう。
グリーンスパン氏の指摘が正しければ、米国は今後も金利を引き上げていく予定なので、仮想通貨市場になんらかの影響がでるかもしれません。
また、既存の金融市場の絡みでいえば、トルコリラの動向も引き続き注目です。
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