暴騰以降で話題になっている習近平氏の発言ですが、28日、中国の仮想通貨動向に詳しいワン氏がツイッターに投稿。
それによると、政府関係者が国営メディアに出演し、習近平氏の発言についてコメントしたとのことです。
要点
仮想通貨の投資目的ではない
https://twitter.com/DoveyWan/status/1188611152596463616
これは日曜日の夜の中国時間にCCTV2(2番目に全国的なCCP TVチャンネル)で放映されるもので、非常に正確な「中国の物語」を表しています。落ち着いて」
中国在住で、同国のわかりずらい仮想通貨動向を積極的に発信しているドビー・ワン氏は28日、上記のようにツイート。
それによると、日曜日に政府関係者が国営メディアに出演し、先日の習近平氏の発言が「仮想通貨目的ではなかった」とコメントしたとのことです。
また、それを踏まえて、同氏はトレーダーに冷静になるようにとも呼びかけたとワン氏は伝えています。
政府関係者が明確に否定したことにより、いちおう仮想通貨市場にとってはネガティブな材料となりますが、今のところ影響はまったくなさそうです。
習近平氏の発言騒動
事の発端は25日、中国国営メディアが習近平氏の発言を報道したことから始まりました。
それによると、習近平氏は、今後国を挙げてブロックチェーン事業を推進していくとコメント。
少しタイムラグをともなって、その翌日、仮想通貨市場は大幅な値上がりとなり、中国に関連する銘柄が暴騰しました。
その後、専門家やメディアでは、今回の暴騰要因が習近平氏の発言だったと指摘され、上記の記事でも述べた通り、バイナンスCEOもそれに言及しています。
ただ、気をつけたいのは、必ずしも今回の暴騰が習近平氏の発言が要因だったとは限らないこと。
直近では米国の株式S&Pも最高値を記録しており、一部の専門家からはその相関性を指摘するものもいます。
しかし、いずれにしても、中国動向は今後も仮想通貨市場にとって重要なのは間違いないので、引き続き関連する報道に注目したいところです。
まとめ
中国動向に詳しいドビー・ワン氏は28日、Twitterに最新のポストを投稿。
それによると、日曜日、中国国営メディアに政府関係者が出演し、先日の習近平発言は仮想通貨目的ではないと明言したとのことです。
今回の暴騰が必ずしも中国がきっかけだったとは限りませんが、今後も同行の仮想通貨事情は重要になってくるので、引き続き関連する報道に注目したいところです。