1月28日の夜、1000万ドル(10億円)以上のリップルとビットコインが送金されました。
ビットコインはバイナンスからウォレットへ、リップルはウォレットから仮想通貨取引所Bitstampに送金されたようです。
立て続けの大規模送金により、何かが起こる予兆なのではないかと噂されています。
Bitstampに5000万XRPが送金される
大口送金の監視を行っているTwitter「Whale Alert」によると、1月28日の午後7時頃、とあるウォレットからBitstampに約5000万XRP(13億円相当)が送金されたことが確認されました。
ウォレットから取引所に送金されたことで、5000万XRPを販売するのではないかと話題になっております。
現在の相場は上に行っても下に行ってもおかしくない均衡している状態なので、このタイミングで大規模な売りが入ると一気に下落する可能性があるでしょう。
とは言え、5000万XRPを所有するユーザーともなると、ただの一般人ではありません。
恐らく機関投資家や凄腕のトレーダーであると見られます。
彼らは自分の送金が周囲にバレることは理解しているはずなので、あえて大量に送金を行うことで混乱を誘っている可能性もあります。
ビットコインも12億円相当が送金される
5000万XRPの送金の直後に、ビットコインも1200BTC(12億円相当)が仮想通貨取引所Binanceからウォレットに移動しています。
BTCの10億円相当の送金はそこまで珍しいわけでもない為、たまたまタイミングがかぶった可能性はありますが、XRPの送金と同額に近い金額が同時に動いたのは何かの予兆ではないかと見ている方もいるようです。
もしくはクジラ同士の読み合いや牽制が始まっているのかもしれませんね。
どちらにせよ、しばらくの間は様子見をしておいた方がよいでしょう。
先週にも大規模な送金があった
実は1月23日頃にも立て続けにリップルとビットコインが大量送金されていたようです。
その送金された金額は、朝7時ごろにビットコインが5831BTC(約55億円相当)、リップルが約1億7800万XRP(約46億円相当)とかなり大規模な送金でした。
そして、この大規模な送金が行われた直後の朝8時ごろから相場は急落。
95万円台だったビットコインは、一日で90万円台にまで落ち込んでしまいました。
リップルも同様に、2円以上下げる大きな下落が発生しています。
なので、1月23日の送金と比べると規模は小さいとは言え、今回も相場が下落する可能性があるのではないかと見られています。
ポジションに注意
現在はビットコインが久しぶりの100万円を超えたことで、市場には活気が戻りつつあり、このまま波に乗っていくことも考えられます。
なので、もし大規模な送金がただの送金や見せかけだった場合は、このまま価格は上がっていくことになるでしょう。
今はクジラの出方次第で上にも下にも行く状況なので、トレードに自信がない方はポジションを手仕舞いしておいた方が良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、リップルとビットコインの大規模な送金が行われたことに対しての予想をさせて頂きました。
どちらも10億円以上の金額が送金されている為、クジラが動き出していると見られるでしょう。
1月23日頃には、リップルとビットコインの約50億円規模の送金があり、この時はどちらも大きく価格が下落しました。
なので、今回も1月23日のパターンと同じで、価格が下落する可能性があります。
一方で、今回の大規模送金は見せかけだと指摘する声も挙がっているので、今後どう動くか慎重に見定める必要があるでしょう。