14日から堅調な推移が続いている仮想通貨市場ですが、ビットコインキャッシュSVが160%の異常暴騰をみせビットコインキャッシュの時価総額を超えています。
直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコインキャッシュSVが160%の異常暴騰
14日にビットコインは直近のレジスタンスである90万円をブレイクし、仮想通貨市場は全面高の展開に。
15日午前の段階ですが、ビットコインキャッシュSVが前日比で150%近い暴騰をみせています。
ビットコインキャッシュSV 日足 2019年10月~
なお、現段階では高騰した理由は報道されていません。
本日の暴騰でビットコインキャッシュSVは2019年7月の高値を更新しており、時価総額上位の主要銘柄の中では年初来でダントツの上昇率となっています。
また、今回の価格上昇で時価総額はビットコインキャッシュを超える展開に。
ただ、現在はボラティリティー(変動率)も高く今後急落するおそれも十分にあるので、注意が必要でしょう。
アルトコイン上昇はポジティブなサイン?
上記のようなチャートは、通常の金融市場ではあまりみられない形状であり、上昇率からいっても異常です。
また、このような動きは「仮想通貨バブル」と呼ばれた17年12月を彷彿とさせます。
年末の記事でも特集しましたが、アルトコインは18年から19年の2年間、ビットコインが上昇する反面低迷を続ける展開に。
すでに2年間という長い低迷が続いているので、今年アルト市場がどうなるかは、仮想通貨市場全体の大きなテーマといってもよいでしょう。
通常、「価値保存の手段」といわれるビットコインよりもアルトコインの方がリスクが高いという指摘もあるので、アルトコインが上昇するのは仮想通貨市場全体に資金が流入するは過去ありました(17年や18年など)。
その意味では、アルトコインの価格上昇は市場全体にとってもポジティブなシグナルとなるので、中長期的な視点も含め引き続きその動向に注目です。
まとめ
14日から堅調な推移が続いている仮想通貨市場ですが、ビットコインキャッシュSVが160%の異常暴騰をみせビットコインキャッシュの時価総額を超える展開に。
なお、要因は15日午前の段階で明らかになっておらず、関連する報道は引き続き要チェックでしょう。
アルトコインは、長らく低迷が続いており、今年アルト市場の動向は仮想通貨市場全体のテーマともなるので、引き続きその動向に注目していきたいところです。