ビットコインは23日につけた450万円を境に、ピークアウト気配が漂っています。
ここまでブラックロックのビットコインETF申請を材料に上昇していましたが、
ETF申請→承認→買いで単純に反応しすぎ感があり、今後は買われすぎの部分が修正される可能性があります。
ビットコインの6月27日の概況について解説します。
(この記事は6月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
430万円まで下落?!調子を落とした?!
6月26日午前7時、438万円で推移していたビットコイン、週明けから買いは続かず、やや売られる展開になります。
午前10時には430万円へと下落、頼みのNY時間も大きな動きがなく、
6月27日午前7時現在は433万円で推移する展開です。
23日につけた高値450万円をクリアできなかったことから、短期レジスタンスが定着し、
重しになる動きが今後続きやすい展開になります。
ブラックロックETF申請は反応し過ぎ
今回の上昇は、米ブラックロックがETF上場を申請したことにより、ビットコイン投資が加速する期待から始まっています。
先にレバレッジ型のビットコインETFが上場を認められ、現物型ETF申請も認められそうな雰囲気は高まっています。
ただこのシナリオには、
- 米SECが今まで通りの判断で申請を却下する
- 申請が許可されても、ビットコイン投資に人気は出そうにない
の2つの不安があります。
特に悪いのは『ETF申請が許可されても、富裕層にビットコイン投資は人気がない』点です。
ビットコインの投資信託ということでは、グレースケール投資信託が既にありますが、
これは現物価格との乖離が激しく、投資家の信頼を大きく損なった経緯があります。
ETFにすると税制上有利になる利点はありますが、あえてビットコインに投資する層は増えないかもしれません。
アルトコインを置き去りに・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-559/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、420万円の位置に短期サポートがあり、一度ブレイクされそうな雰囲気です。
400万円までは早く、注意しましょう。
レジスタンスは454万円の位置に短期レジスタンスが降りて来ています。
火曜日は週の動きが出やすいため、どちらに行くか注目です。
まとめ
ビットコインは週明け上昇することが出来ず、450万円を境にピークアウトした可能性があります。
ブラックロックのETF申請は買いで反応し過ぎており、修正に気を付けたい局面です。