仮想通貨の仕組み

【猫でもわかる】仮想通貨の確定申告・税金の計算方法や損益算出ツールを詳しく解説します。

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明日2月16日は確定申告開始日です。

締切は毎年3月15日までと決められているので、1ヶ月中にきちんと申告しなければいけないのです。

今まで税金の事が気になっていても少し面倒に思って後伸ばしにしていたあなた。

・・・そろそろ目を背けずに仮想通貨の確定申告に向き合ってみましょう。

 

といっても、そんなに確定申告は難しいものではありません。

 

ところで確定申告ってところで何?

確定申告とは1年間に得た所得を計算し、いくら納税しなければいけないか確認する手続きのことです。

他の事業における確定申告や様々な控除などはありますが、本記事では仮想通貨の確定申告のみを対象として解説します。

仮想通貨確定申告のポイントとしては

  • 前年の1月1日~12月31日に得た所得を計算する。
  • 2月16日~3月15日の期間に申請を行わなければいけない
  • 仮想通貨の税金は雑所得として扱われる
  • 所得税は累進課税のため、所得が高いほど税率が高くなる
  • 仮想通貨は日本円や他のアルトコインに交換した時、もしくは何かを購入した時課税対象になる(マイニングで手に入れたときも課税対象)
  • 仮想通貨の所得は他の金融所得と損益通算はできない

 

・・・ちょっとよくわからないから戻るボタンをクリックしようとした方、お待ち下さい。

1つ1つ見ていけばそんなに難しくないのでこのままお付き合いください。

(上2つに関しては計算対象の期間と、申請できる期間なので覚えておいてください。)

 

仮想通貨の税金基礎知識

仮想通貨で利益が出たら税金が発生するの?その場合は雑所得?

以前に上記の記事でも解説したのですが、仮想通貨は雑所得という扱いになります。

雑所得は、他の所得のどれにも属さないものが含まれます。例えば、講演料や原稿料など幅広いものが該当します。

雑所得の課税はいくら稼いだかによって異なります。(累進課税)

例えば年間195万円以下であれば控除なし、5%の税率になります。最高は4000万円を超える場合で、479万6000円が控除され、税率は45%です。

仮想通貨取引の利益所得税率控除額
195万円以下5%0円
195万円を超え 330万円以下10%97,500円
330万円を超え 695万円以下20%427,500円
695万円を超え 900万円以下23%636,000円
900万円を超え 1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円を超える金額45%4,796,000円

 

すごい単純に言うと、仮想通貨で稼いだ利益を上記の計算式に当てはめれば良いのです。

 

例えば1,000万円の利益だった場合は

(1,000万円×33%)-1,536,000円

という計算になるので、1,764,000円を税金として払うことになります。

 

ちなみにこの対象というのは2017年1月~2017年12月末までに

仮想通貨を他の仮想通貨や日本円に交換した or その仮想通貨で物品を購入した

時の利益が対象となります。

そのため、他の取引所にそのままコインを移した場合や、ずっとガチホしている人は課税対象になりません。

こちら勘違いでよく質問がくるところになりますのでお気をつけください。

 

仮想通貨の利益ってどうやって計算するの?

仮想通貨の利益を単純な計算式で説明すると

仮想通貨を売った時の金額 ー 仮想通貨を買った時の金額

になります。

例えばビットコインを100万円のときに買って、200万円の時に売ったら利益は

200万円(売った金額)ー100万円(買った金額)

ということになるので、利益は100万円です。

 

ただ、少しずつ仮想通貨を売った場合や、ビットコインから他の仮想通貨に返還した場合などは複雑な計算が必要となります。

この計算式には移動平均法総平均法というのがありますが、複雑な話は一度おいておきましょう。

 

仮想通貨の損益を一発で計算するツール

世の中には頭のいい人たちがいっぱいいるので、とても便利なツールがあります。

オススメとしてはCoinToolというツールになります。

 

 

ビットコインなどの仮想通貨は売買の他にも、他のアルトコインに交換したり、ビックカメラで買い物をしたり、ビットコインキャッシュのようにハードフォークする場合があり、

手動での計算はとても難しくて手に負えないケースが多いです。

 

CoinToolだと、これらの計算が取引所からダウンロードしたcsvファイルをアップロードするだけで計算が完了します。

また、後述で紹介する他のツールとの違いとして、税理士監修でメールサポートがあるため安心できます。

4,500円の利用料がかかりますが、確定申告を安心して終わらせるための必要経費だと思って利用するのも良いかと思います。

 

その他にも、仮想通貨の取引履歴を取引所からcsvファイルでダウンロードしてコピペすると損益を計算してくれるツールが公開されています。

【草コイン対応】確定申告用の仮想通貨損益自動計算ツールを作成したので大公開!【完全版】

 

他にもBitFlyerと業務提携している様々な取引所・通貨の損益が計算できるtax@cryptact

同じく国内のbitFlyer・coincheck・Zaifの損益計算に対応しているBitTax

仮想通貨に精通した税理士紹介と、海外取引所にも対応している損失計算支援のG-tax

など様々なサービスがあります。是非利用してみてください。

 

本記事も含め、全てのツールに言えるところですが、情報やサービス利用にて損失を被ったとしても自己責任となります。

正確に算出を行いたい方、心配な方などは必ず税理士さんに依頼を行うか、税務局に確認をするようにしてください。

 

おまけ 取引所や確定申告に関する発表

国税庁:仮想通貨に関する所得の計算方法等について

bitFlyer:税金についてのお知らせ

 

 仮想通貨をオトクに買うなら?

今のうちにリップルを買うなら、間違いなくGMOコインで買うべきです。

理由は、スプレッド(買いと売りの金額差)が小さいというところです。

coincheckなど通常の取引所でも買えますが、買うときで売るときで多いときには10%の差がついていて、買った瞬間から大きく損してしまう場合があります。
しかし、GMOコインだと、提示された価格で買えるため、スプレッドが狭くオトクに購入することができます。

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