楽天は24日、楽天ポイントでビットコインを始めとした3種の通貨を交換できるサービスを発表しました。
これにより、国内で仮想通貨の認知が拡大するか注目です。
要点
楽天ポイントで3種の仮想通貨が交換可能に
楽天は24日、公式プレスでビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュを楽天ポイントで交換できるサービスを発表しました。
楽天ポイント・・・楽天のあらゆるサービスで貯まるポイント。17年時点では付与ポイントが1兆円を突破し、ポイントだけでも巨大な経済圏を築いている。
同プレスによると、交換は楽天ウォレットからで、1ポイント1円換算で100ポイントから対応するとのこと。
参照元:https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/1224_01.html?year=2019&month=12&category=corp%20ec%20fintech
狙いとしては、楽天ポイントの利便性向上や、仮想通貨の普及拡大があるとのことです。
今回の件に関しては、仮想通貨自体のユースケースとしては弱いですが、国内で多くのユーザーを抱える楽天がこのようなサービスを開始したのは業界にとってはポジティブ。
楽天は「楽天Pay」で決済分野も手掛けているので、将来的には決済事業との絡みも注目となりそうです。
来年は企業のユースケースに期待!?
今年は楽天以外で、LINEも仮想通貨取引サービスを解禁し、その意味では業界にとってポジティブな年となったでしょう。
また、直近では国内最大手クレジットカード企業「JCB」もブロックチェーン技術を導入する報道が入ってきています。
しかし、これらは仮想通貨を購入できるだけで「直接使う」という意味では事例は少ないです。
リップル社の展望でも述べられたように、来年からはLINEや楽天、海外ではリブラなど、企業がブロックチェーン・仮想通貨を使うケースも増えるとのことなので、引き続きこの流れは世界的に注目していきたい材料であります。
まとめ
楽天は24日、楽天ポイントでビットコインを始めとした3種の通貨を交換できるサービスを発表。
交換できる通貨はビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュの3種ですでに交換できるサービスは開始されています。
リップル社の展望によれば、来年は企業がこのように仮想通貨やブロックチェーンを導入するケースも増えるとのことなので、国内に限らず世界的に個の動向は追っていきたいものです。