イーサリアムOSの開発プロジェクトが、スマートフォンの「ethOSフォン」の一般販売を17日に開始しました。
Web3ならではのスマートフォンなので、仮想通貨業界から注目を集めそうです。
購入価格は10万円を超えるとされますが、画期的な機能が見逃せません。
スマートフォンのethOSについて、詳しく見ていきましょう。
要点
ethOSとは
ethOSはイーサリアムOS搭載のスマートフォンのブランドです。
Google Pixel 7aの機種にethOS 3.0をプレインストールしています。
こちらを使えば手軽に決済できたり、分散型メッセージ機能を使ったりなどが可能です。
以上から、従来のスマートフォンの常識を覆す可能性があります。
ethOSの購入には10万円以上かかるとされます。
購入条件として、0.22ETH(約10.5万円)相当のethOSフォンNFTをミントしなければいけません。
以上の手続きを終えれば、NFTをスマートフォンとして扱えます。
2024年5月からethOSの出荷が始まる予定です。
ethOSはイーサリアムOSを搭載しており、Web3時代ならではのスマートフォンとして注目を集めるでしょう。
Xでは以下の口コミがありました。
Pixel 7aにインストールできる
ethOSはPixel 7aへ自由にインストールできます。
スマートフォンを通して、イーサリアムネームサービス(ENS)をはじめ、各種Web3サービスの活用が可能です。
ライトクライアントノードを稼働させれば、トランザクションの検証も手軽に済みます。
ブロックチェーンデータに関しても、全部保存させなくてよいので、アクセスがスムーズになりやすいでしょう。
ethOS3.0のソフトウェア自体は、幅広いユーザーが使用可能です。
ethOSフォンを持っていないユーザーでも、Pixel 7aにソフトウェアを搭載できます。
つまり分散型のメッセージ機能や決済機能は、事実上誰でも利用可能です。
Web3サービスを受けたい方は、ethOSの有無にかかわらず、イーサリアム関連システムを使えます。
ethOSはWeb3機能を多数搭載しており、新感覚のスマートフォンとして将来性を見込めるでしょう。
Pixel 7aと仮想通貨に興味があれば、注目してみてください。
ethOSの主要機能
ethOSは、以下の主要機能を備えています。
・HeliosとNimbusライトクライアントのオンボード
・XMTPメッセージングサポート
とくに注目すべきなのが、取引機能です。
システムレベルのウォレットにまとめられたネイティブブラウザなら、手軽な取引ができます。
アプリやモバイル、ウォレット間の切り替えなしで、取引所やユーザーと仮想通貨を売買できるしくみです。
イーサリアムの取引時もethOS出場所を選ばず、スムーズな取引を行えるでしょう。
ethOSを手に入れれば、Web3関連の機能を多数活用できます。
仮想通貨の取引に限らず、メッセージ機能など幅広いサポートを望めるでしょう。
まとめ
イーサリアムOS搭載のethOSが一般販売開始になりました。
購入額は10万円超かかりますが、Web3ならではの新しい機能が揃っています。
仮想通貨の取引もスムーズにできるなど、利便性を期待できるでしょう。
普段からWeb3関連サービスを使っていれば、ethOSにも注目してください。
分散型機能を多く備えており、安全かつ便利に活用できるからです。