SBIレミット株式会社(以下SBIレミット)は6日のプレスリリースで、XRP活用の国際送金サービスを、一部アジア地域向けに拡大したと明かしました。
XRPは送金能力が高いので、サービス拡大により対象国での経済活性化を望めます。
今回の送金サービスが世界的に広まれば、経済活動の常識が変わるでしょう。
SBIレミットの最近の動向や、送金サービスの詳細について、以下を確かめてください。
要点
新たにベトナムとインドネシアで利用可能に
SBIレミットは6日のプレスリリースで、XRPを使った国際送金サービスの提供について、9月からの順次開始を発表しました。
この事業では以下の3社と提携しています。
・リップル社
・SBIリップルアジア株式会社
SBIグループの仮想通貨部門とリップル社の協業で、新しい国際送金サービスを本格化させます。
Coinpostの報道では従来のフィリピンに加え、ベトナムとインドネシアでも利用可能です。
つまり東南アジア地域での拡大を見込んでいます。
今回の国際送金サービスの対象国は、アジア新興国として経済的な注目を受けているところです。
仮想通貨の利用機会拡大も想定されるので、SBIグループによる送金インフラの整備は欠かせません。
以上からSBIグループは、東南アジアでの送金インフラ整備を通し、Web3業界へのアピールを図ります。
X(旧Twitter)では以下のコメントがありました。
SBIレミットの国際送金サービスとは
SBIレミットの国際送金サービスは、リップル社提供のRipple Paymentsを活用しています。
これによりリアルタイム決済をローコストで実現できます。
国際送金には手数料がつきものなので、コスト削減が課題です。
SBIレミットが使うシステムは、そうした問題を解決できるでしょう。
2021年にSBIレミットは、Ripple Paymentsを生かした仮想通貨型ソリューションを取り入れました。
ここでXRPはブリッジ通貨となり、手数料を削減しながらスピーディに決済できます。
今回の国際送金サービスの拡充は、一部東南アジアの金融機関にとって大きなメリットになるでしょう。
手数料削減で利益を確保しやすくなり、スピーディな送金で経済活動がスムーズになります。
SBIレミットの国際送金サービスは、Ripple Paymentsを生かしてクオリティを高めているのが特徴です。
ローコストかつ高速の送金を実現して、経済活性化につなげるでしょう。
SBIレミットが関わる送金スキーム
SBIレミットは今回の国際送金サービスにおいて、独自の送金スキームを築いています。
まず送金者は国際送金が必要になったとき、同社にお金を振り込みます。
振り込んだ金額はSBI VCトレードへ移り、XRPに置き換えられるしくみです。
送金能力の高いXRPは、短時間で金融機関へ送り込まれます。
以上のプロセスによりフィリピン、ベトナム、インドネシアでの受取人は、相手からの送金をスムーズに受け取れるのです。
SBIレミットの国際送金サービスは、XRPの力によってリアルタイム送金を実現しています。
そのため東南アジアの一部地域では、国際送金が活発化するでしょう。
まとめ
SBIレミットが、東南アジア3カ国での国際送金サービス運用開始を明かしました。
サービスに使うXRPは、ローコストかつ高速での送金に役立ちます。
ブリッジ通貨となって、法定通貨の高速送金を助けるからです。
以上により東南アジアの一部地域では、経済の活性化を期待できます。
XRP活用の国際送金サービスは、今後新たな国で使えれば、注目度を高められるでしょう。