金融情報メディアの「お金の知恵袋」が、仮想通貨に関するアンケートを実施しました。
このアンケートでは、個人投資家が今年注目している仮想通貨を集計しています。
ビットコインやイーサリアムといった鉄板を始め、IOSTやBATなど2021年以降急激に注目され始めた通貨もランクインしているようです。
個人投資家が注目している通貨とは
金融情報メディアの「お金の知恵袋」は、個人投資家に対して仮想通貨のアンケートを実施しました。
内容は、2021年に最も注目している仮想通貨というテーマです。
アンケート概要
調査対象:10~60代の暗号資産(仮想通貨)投資を行う男性・女性
対象人数:302名
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2021年4月19日~21日
アンケートの結果は下記のようになりました。
2位:イーサリアム(ETH) (49票)
3位:リップル(XRP) (48票)
4位:ビットコインキャッシュ(BCH) (22票)
5位:アイオーエスティー(IOST) (7票)
5位:エンジンコイン(ENJ) (7票)
7位:ネム(XEM) (6票)
8位:オーエムジー(OMG) (5票)
9位:モナコイン(MONA) (3票)
9位:ライトコイン(LTC) (3票)
9位:リスク(LSK) (3票)
9位:クアンタム(QTUM) (3票)
13位:ベーシックアテンショントークン(BAT) (2票)
仮想通貨の王者ビットコインが1位、イーサリアムが2位とここまでは予想通りだと思いますが
訴訟問題で信用が失墜したXRPが3位、最近話題のIOSTが5位にランクインするなど興味深い結果も垣間見ることが出来ました。
XRPの信用が回復しつつある?
去年12月、SECから訴訟を起こされてしまい、信用が失墜してしまったXRPですが
ここ最近、大手企業や銀行との提携が進んだり、SECとの問題も徐々に解決していることもあり信用が復活しつつあるようです。
一時は10円台にまで落ちた価格も、今や200円前後を推移しています。
過去最高値である400円台はまだ遠いですが、今のアルトコインの上昇相場を踏まえると、ATH更新も難しくはないでしょう。
そのような背景もあることから、3位に浮上したのかもしれません。
最近話題のIOSTもランクイン
IOSTは2021年に入って急激に注目され始めた通貨のひとつです。
きっかけは恐らくコインチェックが取り扱っている通貨の中でダントツで単価が安く
更にコインチェックがCMを放映すると決まったことから、個人投資家が集まってくると予想されたことでしょう。
実際、コインチェックのCM放映以降、IOST推しの投資家が続出しています。
2017年のXRPのように、投資家同士のつながりが強い通貨でもある為、日本人を中心として発展していく可能性が高いでしょう。
そんなこともあり、全通貨の中でも5位にランクインするほど期待が持たれているようです。
ENJやBATも日本人から人気多数
IOSTほどではありませんが、ENJやBATも日本人に人気の通貨です。
ENJは今流行のeスポーツに関連する銘柄であり、2017年頃から着々と実績を積み重ねています。
最近ではコインチェックへ上場も果たしている為、より一層個人投資家からの信頼を得ることが出来ました。
BATも同じく、最近Bitbankやビットフライヤーに上場した銘柄です。
グレイスケールの投信に組み込まれていることや、日本国内多数の取引所に上場している信頼感、Braveというブラウザで実際に利用ができる実績があります。
本当に活用できるのかよく分からない通貨が多い中で、実際にユーザーがシステムを体感できることが、日本人に好まれる要因となっているのでしょう。