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まずは3大取引所から調べよう
仮想通貨の取引所にはいわゆる「大手」といわれるところがあります。特にCOINCHECK・BITFLYER・Zaifの3つは3大取引所といってもいいくらい有名な取引所です。
そのため、どこで仮想通貨を取引すればいいのかわからない時はまずこの3つを参考にするといいでしょう。
仮想通貨の取引所は使い分けても問題ないので、3大取引所すべてに登録しても構いませんが、一番のおすすめはそれぞれの特徴を比較してみることです。
比較することでよりCOINCHECK・BITFLYER・Zaifの良い面、悪い面が見えてくるので、どこを利用したらいいのかすぐにわかります。
COINCHECKの特徴
COINCHECKについてですが、ここは2014年から事業をスタートさせた日本の取引所です。COINCHECK PEYMENTというビットコイン決済サービスを展開しており、国内で非常に人気です。
このサービスの特徴はECサイトに銀行振込やクレジットカード払いのように商品の代金をビットコインで支払えるようにする仕組みを導入できることです。
それからCOINCHECKは取り扱っている仮想通貨の種類が非常に多い特徴があります。
ビットコインをはじめとし、イーサリアムやイーサリアムクラシック、さらにはリップル、NEM、DASHなど13種類の仮想通貨ラインナップがあります。
レバレッジは最大5倍、通貨ペアは日本円です。インターフェイスがわかりやすく、ブラウザ版・アプリ版ともに初心者でも利用しやすいメリットがあります。
現物取引手数料は0%、証拠金取引手数料は1日あたり0.04%です。
ビットコインを始め、13種類の仮想通貨が取引できるcoincheck(コインチェック)は誰でも簡単・安心に購入することができる仮想通貨取引所です。 また、最短10分で購入でき、入金手数料も無料で利用することができます。国内最多の13種類の仮想通貨が取引可能なcoincheck(コインチェック)
スマートフォンのアプリにも対応しており、誰でもひと目見てわかりやすい取引ができるのが特徴です。
そのため、初めてビットコインや仮想通貨を購入する人には一番オススメできる仮想通貨取引所です。
BITFLYERの特徴
BITFLYERは国内でも最大手の規模を誇る取引所です。国内の仮想通貨取引の大半はBITFLYERで行われているという調査もあります。
仮想通貨というまだ新しいサービスが国内で急速に普及したのは、このBITFLYERにリクルートや電通デジタルホールディングス、三菱UFJキャピタル、SBIインベストメントなど非常に有名な企業が出資するようになったからです。
有名な企業が出資しているサービスであれば利用側の安心感が全然違います。またBITFLYERは仮想通貨取引だけでなく、FXや先物取引にも対応しています。
取り扱っている仮想通貨はビットコインやイーサリアム、ライトコインなど6種類です。レバレッジは最大15倍、通貨ペアは日本円です。
現物取引手数料は0.01~0.15%、証拠金取引手数料は1日あたり0.04%となっています。
ビットコイン取引量日本一のbitflyer(ビットフライヤー)は初心者から投資家まで、万人におすすめできる取引所です。 また、セキュリティ対策にも力を入れており、ビットコインのリスクを保証する損害保険などもついています。日本最大手仮想通貨取引所bitflyer(ビットフライヤー)
ビットコイン以外にもイーサリアムやモナコインなど5種類の仮想通貨の取引も可能です。
また、ビットコインのレバレッジ取引なども可能なので、投資を目的にしている方にもオススメです
Zaifの特徴
Zaifについてですが、2014年から事業をスタートさせた日本の取引所です。暗号通貨技術、ブロックチェーン技術に関わるソフトウェアを開発していることで知られているテックビューロ株式会社が運営しています。
Zaifの最大の特徴はビットコインやモナコインといった一部の仮想通貨を現物取引すると、手数料を獲得できることです。
普通、手数料というとサービスを利用する側が支払うものですが、Zaifの場合はマイナス0.01%に設定されているので、サービスを利用した側が0.01%分の仮想通貨を受け取ることができます。
ただし、このマイナスの手数料は本人確認書類をZaifに提出しなければ発生しません。
Zaifは口座作成自体はメールアドレスだけでできるので、本人確認書類を提出しなくても取引できるのですが、その場合、0.01%分の仮想通貨を受け取れるメリットはなくなります。
本人確認書類を提出するとこれ以外にもさまざまな取引上のメリットが生まれます。そのため、Zaifを利用するのであればできるだけ早く本人確認を済ませておくのがおすすめです。
Zaifの取扱仮想通貨はビットコイン、モナコインはもちろん、それら以外にもNEM、Bitcoin Cashがあります。レバレッジは最大25倍、通貨ペアは日本円です。
アプリの使いやすさを比較するとおすすめなのはCOINCHECK
近年はスマートフォンの普及からスマートフォン上でも取引所のサービスを利用できるアプリが次々と生まれています。
もちろんCOINCHECKでもBITFLYERでもZaifでもブラウザ版とは別にアプリ版のインターフェイスが用意されています。
その中でも特にアプリ版が使いやすい取引所はCOINCHECKです。
ライフスタイルにもよりますが、スマートフォンは基本的に一日中電源をつけっぱなしなので、アプリを利用したいと思った時にすぐに利用できる利点があります。
パソコンの場合、いちいち電源をつけてブラウザを開かなければならず、面倒に思う人も多いでしょう。特に外出中の時は手軽にポケットなどから取り出して操作できるスマートフォンの方が利便性が高いです。
そういったスマートフォン自体のメリットとアプリ版COINCHECKのメリットが合わさればさらに使いやすさが増します。
アプリ版COINCHECKのインストールの仕方ですが、まず普通にCOINCHECKのアカウント登録を行う必要があります。
登録はメールアドレスとパスワードを入力するだけでできます。
Facebookアカウントを持っている場合はそれを使ってログインすることも可能です。
COINCHECKのアカウント登録を行ったらスマートフォンで公式ページを開きます。
するとページ上部にアプリの項目が出ているはずなので、その項目の「表示」というところを押し、App Storeに飛びます。
後は難しいことはなく、普通のアプリをインストールする時と同様にCOINCHECKをインストールすれば完了です。後は好きな時にログインし、仮想通貨の取引を行うだけです。
アプリ版COINCHECKのトップ画面はチャートになっています。他の操作がしたければメニューバーを押し、サイドメニューを開いて好きな項目を選べばOKです。
サイドメニューにはたとえば「送金」や「受け取る」、「取引履歴」といった項目があります。
セキュリティを比較するとおすすめなのはBITFLYER
仮想通貨の取引所を選ぶ時はどのようなセキュリティ対策を行っているのかを見ることも大切です。
個人情報や通貨を扱うわけなので、セキュリティが不十分なサービスを利用してしまうとそれらが盗まれる危険性があります。
COINCHECK・BITFLYER・Zaifのセキュリティ面を比較すると一番おすすめなのはBITFLYERです。日本国内最大手で有名企業にも出資を受けているBITFLYERですが、その躍進の理由のひとつにセキュリティ面の高さがあげられます。
なにしろセキュリティがしっかりしていないような不安なサービスに有名企業が出資しようとは思わないものです。
BITFLYERではユーザーの個人情報データを暗号化したり、「DigiCert」という世界トップレベルの認証局の証明書を採用したり、FW(ファイア・ウォール)やWAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール)によって不正アクセス対策を施したりしています。
さらにユーザー自身がパスワードを漏らしたりしないようにさまざまな対策が取られています。
たとえば、その中の対策のひとつに「二段階認証」というものがあります。これは通常のログインパスワードとは別に確認コードでの認証を行うことで、不正ログインを二重に防止する目的があるものです。
確認コードでの認証は電子メール、携帯電話のSMSメッセージ、認証アプリの3つのいずれかで可能です。
万が一他のサービスと共通するパスワードを設定していてそのパスワードが破られたとしても、二段階認証を設定しておけばBITFLYERにまで被害が及ぶことはありません。
ただし、二段階認証の設定は任意ですし、それ以外のパスワード管理もずさんだった場合、BITFLYERのセキュリティ面の高さとは関係なくパスワードが流出することになります。
そのため、仮想通貨取引所を利用する時はサービスのセキュリティに任せるだけでなく、利用者本人が意識的に気を付けることも忘れてはいけません。
手数料を比較するとおすすめなのはZaif
仮想通貨の取引では保有している通貨が値下がりすることで損をすることもありますが、それ以外にも手数料という取引で確実にかかるコストがあります。
このコストは当然抑えられるだけ抑えたいものです。万が一、仮想通貨取引自体がうまくいったとしても、コストが多くかかることであまり利益が出ないということもありえます。
COINCHECK・BITFLYER・Zaifのコスト面を比較すると、一番おすすめなのはZaifです。この中でZaifは唯一現物取引手数料を利用者側が受け取れる仕組みを導入しています。
COINCHECKも現物取引手数料は無料で済むのですが、無料と利用者側に利益が発生するのとでは後者の方が良いに決まっています。
現物取引は利用者が一番多い取引なので、特に何度も売買する人が多いですし、メリットが大きいです。
ただし、仮想通貨のNEMを取引する場合は別です。NEMの場合は普通に現物取引手数料がかかってくるので、Zaifを利用するメリットがあまりありません。