日本の大手仮想通貨取引所Coincheckは、新たな仮想通貨Qtumの取り扱いを開始することを発表しました。
要点
Qtumが上場予定
Coincheckは仮想通貨、Qtum(クアンタム)の取り扱いを開始する発表をしました。具体的な取り扱い開始日については、未定ということになっています。
\ #QTUM の取扱い開始について/#Coincheck では新たに #Qtum の取扱いを開始する予定であることをお知らせいたします 😆✨https://t.co/N50SdJfTnh
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) February 25, 2020
これにより、Coincheckで取り扱われる仮想通貨は、全部で12種類になる予定です。
Coincheckの発表によると、Qtumの対象となるサービスは以下の2つです。
- Coincheck(WEB)およびCoincheckアプリにおける送金・受取・購入・売却
- Coincheck貸仮想通貨(WEB)
Coincheckは、昨年の11月に仮想通貨Stellar Lumens(ステラルーメン)の取り扱いを発表しており、約3ヶ月のスパンを開けて新たな仮想通貨追加の発表を行ったことになります。
Qtumとは
Qtumは、2016年12月19日にQtum財団によって発行された仮想通貨です。
ビットコインの堅牢なブロックチェーンと、イーサリアムスマートコントラクトを採用しており、ビットコインとイーサリアムの長所を両取りした仮想通貨であると言われています。
仮想通貨取引所での取引はもちろん、決済やDapps(分散型アプリケーションプラットフォーム)機能も備えており、googleやAWSとのパートナーシップを締結しています。
QTUM(クアンタム)の特徴書いておく。
・話題のPoS通貨
・スマコン、UTXOを合わせたAAL搭載
・ライトウォレットがある
・ビジネスに特化している通貨
・開発陣が元アリババリード開発者
・Dappsの機能を搭載
・AWSとパートナーシップ締結将来性はある通貨だと思います…!#仮想通貨 #Coincheck
— Pika@仮想通貨ファンダマン (@kibun_runrun) February 25, 2020
Coincheckは現在6つのサービスを展開中
Coincheckは、現在以下7つのサービスを展開中です。
- Coincheck
- Coinchekでんき
- Coinchek貸仮想通貨
- Coincheckアンケート
- Coincheckガス
- Coincheckつみたて
- Coincheck Payment(現在停止中)
特に仮想通貨で電気代やガス代が払えたり、支払いで仮想通貨が受け取れるサービスは、普段仮想通貨に投資している人からすると、嬉しいサービスの一つなのではないでしょうか。
まとめ
CoincheckでQtumが上場することになるが、ユーザーの反応を見ると静観している様子で。Qtumの価格に影響は今のところ出ていない。
とはいえ、他の仮想通貨取引所が新たな仮想通貨を上場させるのに時間がかかっている中、Coincheckは新たな仮想通貨を短いスパンで上場させています。そのため、海外の取引所は怖いけど、多くの仮想通貨取引がしてみたい、という方にニーズがあるのではないでしょうか。
また他の仮想通貨取引所が実施していないようなサービスにも、果敢に挑戦していることから、根強い人気が伺えるのは間違い無いでしょう。