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SBI VCトレードで国内初上場の仮想通貨「XDC」とは?

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SBI VCトレードは31日の公式発表で、仮想通貨XDCの同日上場を発表しました。
XDCはこれで国内初上場になります。
独自のブロックチェーン上に存在しており、貿易金融の効率化を目指す法人向け通貨です。
XDCの特徴について見ていきましょう。

要点

・国内初上場の仮想通貨XDC
XDCは仮想通貨としては珍しい法人向けです。その特徴やメリットを見ていきましょう。

 

仮想通貨XDCとは

XDCXDCネットワークというブロックチェーン上で運用されている仮想通貨です。
貿易金融の効率化を目指しており、メインターゲットは企業や金融機関になります。
主にBtoBの取引をスムーズにするための仮想通貨です。

XDCはSBI VCトレードで5月31日から取引開始になり、国内初上場が決まりました。
そのため日本企業も運用や決済に使えます。
需要向上により、BtoBの活性化を期待できるでしょう。
XDCは法人をメインターゲットとすることで、取引の円滑化を目指します。

Twitterでは以下の口コミがありました。



 

XDCのメリット3つ

XDCに期待できるメリットは、以下の3つです。

・ローコストでの高速送金が可能
・2種類のブロックチェーンを使い分けられる
・安全性も高い

XDCの最初のメリットは、効率的な送金ができることです。
送金に必要なガス代を抑えられるので、保有者にとっては無駄なコストを抑えられます。
メインターゲットの貿易会社にとっても、経費削減に役立つでしょう。
XDCの事業活用によって、送金手数料のような無駄なコストを抑え、利益確保をしやすくなりそうです。

送金速度も速いため、国際送金の円滑化にも期待できます。
たとえば輸入車販売業が、海外メーカーの自動車を仕入れる場合です。
XDCを使って高速送金を済ませ、スピーディに仕入れられるでしょう。
このようにXDCは高速送金によって、BtoBの取引を円滑化できます。

XDCは、2種類のブロックチェーンを使い分けられる点もメリットです。
状況に応じて、パブリックチェーンプライベートチェーンのどちらかを選べます。
たとえばパブリックチェーンは、全体の取引内容をすべてのユーザーがチェックできます。
世界中のあらゆる利用者が閲覧できることから、不正取引が困難です。
そのため安全性のあるブロックチェーンといえます。

しかし事業者によっては、プライベートチェーンを使う方がよいこともあります。
貿易内容によっては、買主や売主の都合で、取引内容の一部を伏せたいでしょう。
そこで匿名性のあるプライベートチェーンを使えば、デリケートな情報を知られずに済みます。
BtoBでの活用を想定したXDCは、企業のさまざまな事情にも対応できるよう、2種類のブロックチェーンを使い分けられるしくみです。

最後のメリットは安全性です。
XDCには取引の透明性追跡性があります。
パブリックチェーンではあらゆる取引情報が記されるので、不正または犯罪性のある取引はすぐに誰かが発見するでしょう。
以上からも情報の透明性により、健全な運用が可能です。

また追跡性により、XDCアドレスのデータを抽出し、移動履歴を調べられます。
犯罪性のある企業が取引に使った場合は、以上の方法で利用歴を調査できるのです。
組織犯罪が絡む取引にXDCを使うと、ネットワークの取引情報が証拠となる可能性があるため、不正利用に使いづらいといえます。
このようにXDCは、企業が安心して使えるしくみです。
 

まとめ

SBI VCトレードで、XDCが国内初上場を果たしました。
企業向けの仮想通貨で、貿易の円滑化を目的としています。
知名度が上がれば、BtoBで世界的に活躍できるでしょう。
ローコスト高速送金ができるだけでなく、不正対策も整っています。
企業が安心して使える仮想通貨として、XDCの今後に期待しましょう。

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