仮想通貨の相場は、イベントで大きく値段が動くケースがほとんどです。
今回の記事では、2020年の仮想通貨ビッグイベントをまとめてみました。
イベントによってどう価格に影響するのかも考察しておりますので、良ければご覧ください。
ビットコイン半減期
まず一つ目はビットコイン半減期です。
現在はマイニング報酬が12.5BTCとなっていますが、半減期を迎えることで6.25BTCにまで報酬が減少します。
つまり、マイナーによるビットコインの供給量が半分に減るわけです。
これは売り圧の減少に繋がる上に、ビットコインの希少価値が更に上がる理由ともなりますので、ビットコインの価格は大きく上昇していくのではないかと予想されています。
また、半減期を迎えたことによってマイナーが採算を取れなくなる事態に陥る可能性もあります。
これをマイナス要素として見ている人もいますが、需要と供給のバランスというのはどちらか一方が崩れても、もう一方がバランスを取ってくる可能性があります。
つまり、マイナーの採算が取れるようビットコイン全体が価格を調整してくる=ビットコインの価格を上昇させるのではないかという意見もあるようです。
ビットコイン半減期は既に折り込み済み?
半減期を迎えることで大きく価格が上がるという意見がある一方で、既に半減期は価格に折込み済みだと主張している人もいます。
確かに数年前から判明している事実なので、投資家達は既にそれを見越した上で投資をしている可能性があるでしょう。
とは言え、全体的に見ると半減期はこれから価格を押し上げる要素として期待されている傾向があります。
過去のチャートを参考にすると、半減期を迎えることで必ず価格が高騰していた為、今回もそのケースに当てはまる可能性が高いでしょう。
東京オリンピック
オリンピックと言えば、4年に一度世界中が注目するビッグイベントですね。
このオリンピックですが、どうやら仮想通貨にも影響が出るのではないかと噂されています。
理由としては、世界中の人々が日本に集まることで、お店側としては日本円だけではなく色々な決済方法を用意しなければなりません。
その際に、ビットコイン決済に注目が集まるのではないかと言われています。
そして注目が集まることによって、急速に法整備が進むであろうと考えられていますので、国もビットコインを認めていくことになるでしょう。
ビットコイン決済が世に広まるきっかけとして、まさにオリンピックは好条件を揃えているのです。
イランとアメリカの対立
こちらの記事でも紹介してきましたが、現在イランとアメリカの間で対立が発生しています。
この影響で1月初旬、ドルが手に入りにくくなったイランでは、ビットコインが300万円まで一時高騰する事態になりました。
もし戦争が始まった時の避難先資産として、ビットコインが選ばれたのです。
現時点では対立は若干落ち着きつつあるので、ビットコインの価格もそれに伴い大きく価格が変動することもなりましたが、今後も動向に注目していく必要があります。
今後も関係が悪化していくようであれば、ビットコインは避難先資産として更に価値を見出していくことでしょう。
ETFの承認
2019年も幾度となく話題に上がったこのETFですが、2020年も引き続き好材料として期待ができそうです。
既に人々に飽きられている印象もあるので、若干の役不足になりつつありますが、半減期などのイベントと重なるタイミングで申請が認められれば大きく価格を引き上げる要因になり得るでしょう。
オリンピックの影響などで仮想通貨を人々が利用するようになってくれば、更に認められる可能性も上がってきますので2020年は期待ができますね。
まとめ
今回は2020年の仮想通貨ビックイベントを紹介させて頂きました。
特に半減期は全仮想通貨ユーザーが期待しているイベントでもあるので、2020年は一層仮想通貨が飛躍する年になりそうですね。
もちろん、イベントの影響で必ず価格が上がるというわけではありませんので、随時イベントの情報をチェックして仮想通貨の価格にどう影響するか分析する必要はあります。