ビットバンク株式会社が、2021年に投資対象として期待されている銘柄のアンケート結果を発表しました。
このアンケートによると、全年齢層においてビットコインが1位を獲得しています。
しかし、2位以降の結果を見ると、若い層はイーサリアムを好み、年齢層が高い人はXRPを選ぶ傾向が高いことが分かりました。
ビットバンクが仮想通貨のアンケートを実施
仮想通貨取引所を運営しているビットバンク株式会社が、仮想通貨に関するアンケートを実施しました。
このアンケートは4,506人の投資家に向けて行われたもので、20代~60代と幅広い層を対象にしています。
「2021年に投資対象として期待されている銘柄」や「2021年のBTC予想最高価格」など様々な項目の質問が行われました。
回答者のうち96%のユーザーが、暗号資産(現物)を保有していることから、かなり精度の高い結果になったのではないかと考えられています。
投資したい銘柄1位はビットコイン
2021年に投資対象として期待されている銘柄のアンケートでは、ビットコインが全年齢において1位を獲得しました。
やはり、ビットコインは仮想通貨の王者として人々に認識されているようです。
しかし、2位以降においては、年齢層において若干の差異が見られました。
まず、20代~30代の若い年齢層では、イーサリアムが好まれる傾向があるようです。
イーサリアムの生みの親であるヴィタリック・ブテリン氏が20代であることや、革命的な技術として実際に利用されていることが
若者の関心を惹きつける結果になったのかもしれません。
40代以降の年齢層においては、XRPが好まれる傾向がありました。
国際送金という実用的かつ理解のしやすい分野であることが、高齢層からの人気を得ているようです。
ビットコインの価格予想は投資経験の長い人ほど強気
2021年のBTC予想最高価格のアンケートでは、投資経験の長い人ほどビットコインが高値に到達すると予想しました。
特に、1,100万円以上に到達すると考えている方は、3ヶ月以内に仮想通貨を購入した人の2倍もいるようです。
全体的に見ると、500万~900万のレンジに収まると答えた人が半数以上を占めている為、現時点からそこまで価格の変動がないと考えている人が多いようでした。