ノルウェーの大手石油企業であるAkerが、ビットコイン事業に参入しようとしていることが分かりました。
Akerは新会社Seeteeを設立し、このSeetee社にて1170BTCを購入しています。
Akerの理事長は、今後もビットコインに対する投資を続けていくと述べており、まずはマイニング事業から着手していくとのことです。
ノルウェーの大企業がビットコインを購入
ノルウェーの上場企業であり、石油事業を営んでいるAkerがビットコインへ参入したことが分かりました。
今回購入したビットコインは1170BTC(約64億円相当)と発表しています。
Akerは新たに立ち上げたSeeteeという投資会社で、ビットコインや仮想通貨に関する事業を進めていくようです。
現時点では、マイニング事業を展開していく予定であり、余剰電力や座礁資産を活用していくとのことです。
更にビットコインを買い増しする可能性も
Akerのシェル・インゲ・レッケ氏は、今回購入した約64億円分のBTCとは別に、更に追加でビットコインへの投資も考えていると述べています。
恐らく、今回の購入はあくまで様子見の段階であり、マイニング事業成功の兆しが現れれば本格的にマイニング事業を展開していくことになるでしょう。
シェル氏は、ビットコインが法定通貨やゴールドよりも優れているとも考えており、単純に資産を保護する目的としてもビットコインを購入しているのかもしれません。
企業によるビットコイン購入は増えている
最近ビットコインを購入した企業のニュースが増えていますが、実は表に出ている企業以外でもビットコインへの投資は進んでいるようです。
大手仮想通貨取引所BinanceのCEOであるCZ氏は、ツイッター上で「多くのアジア企業がビットコインを購入していることを知っている。しかし、彼らはそのことを公表していない」と述べています。
これは、水面下でビットコインへの投資が進んでいることを表しており、ニュースで流れてきている企業以外も続々と参入していることが伺えます。
その為、ビットコインの底値は非常に安定してきており、2月半ばから発生した大きな調整でもそれほどの下落は受けていません。
今後も更なる企業の参入を考えると、ビットコインへの投資を検討する余地はあるのかもしれませんね。