アルトコインや草コインを多数取り扱っているBinanceの仮想通貨BNBが、ここ数日で大暴騰を起こしています。
特に、テスラ砲(テスラがビットコインを購入したことで大暴騰をしたこと)以降の伸びしろが著しく、テスラ及びイーロンマスクの影響を受けた株投資家が仮想通貨に移ってきたとの見方が強まってきています。
BNBが上昇することによって、更にアルトコインや草コインが上がる可能性がありますので、SNSでは大盛り上がりを見せているようです。
バイナンスコインが大暴騰
日本人も多く利用する海外取引所Binanceが発行しているBNB(バイナンスコイン)が一時15,000円を超えました。
2月の上旬頃は5,000円以下を推移していたことを考えると、かなりの大暴騰であると言えるでしょう。
バイナンスは去年、本人確認なしでも1日2BTCも出金できることから、マネーロンダリングとして悪用されるのではないかと評判を落としていました。
しかし、今回の暴騰を見る限りでは、その疑問も解消されたように思えます。
株投資家の参入が要因か
テスラのCEOであるイーロンマスク氏のツイッターフォロワー数は4,600万人を超えており、特にビジネス系や株投資家のフォロワー率が高いと言われています。
BNBは、そんなテスラがビットコインを購入した時期からの伸びしろが凄まじいことから、株投資家が参入してきたことが要因ではないかと考えられているようです。
今まで仮想通貨は、株投資家から懐疑的な目で見られていたものの、イーロンマスク氏が関わってきたことによって警戒心が薄れてきたのでしょう。
草コインブームの火付け役になるか
バイナンスは、アルトコインや草コインを多数取り扱っていることで有名です。
日本人の間でも、国内取引所は取り扱い銘柄が少ないという理由でよくバイナンスが利用されています。
つまり、草コインを先導する力を持っている取引所であることから、BNBの暴騰によって草コインブームが巻き起こるのではないかと予測されています。
現時点でも、それなりに草コインの上昇が見受けられますが、まだ2017年の仮想通貨バブルほどではありません。
仮想通貨の歴史を振り返ると、草コインバブルはおよそ4年周期ごとに発生している為、そろそろ本格的なバブルが来てもおかしくないでしょう。