日本の大手取引所であるbitbankが発表した内容によると、コロナショックによるビットコイン大暴落を受け、日本人の口座開設数が急増していることが判明しました。
特にビットコインが-50%の暴落を記録した3月12日から、口座開設の申し込みが殺到しており、その数はなんと平均水準の40%増になっているそうです。
この結果から、日本人はまだまだビットコインへの関心があるということが明らかになりました。
bitbankの週間口座開設数が40%増加
3月12日以降、ビットコインのみならず株や原油などあらゆる投資商品が暴落しました。
特にビットコインは、まだまだ一般人からは不安定な投資対象として見られているので、このコロナショックによって一気に関心が失われたと感じた方もいるでしょう。
しかし、bitbankの発表によると、どうやら3月12日の暴落によって口座開設数が激増しているようなのです。
つまり、今まで仮想通貨を購入したことがなかったユーザーが、この暴落に乗じて購入しようと殺到してきたことになります。
もちろん、他の仮想通貨取引所から移ってきたユーザーもいるかと思いますが、それでも新規の数は相当増えたことでしょう。
最近は仮想通貨に関心を示している人が少なくなったと思われていましたが、実は水面下で暴落を狙っている投資家がたくさんいたことが判明したのは、既存の仮想通貨ユーザーにとって嬉しい話です。
ビットコインがこれから伸びていくには、何よりも一般人からの関心と理解を得ることが一番重要なので、このようなデータで関心が明らかになるということは、ビットコインにとって好材料でしょう。
資産の現金化は一時的な問題か
今回のコロナショックによって、多くの投資資産が現金化されました。
これは、コロナショックによって工場などが閉鎖し、経済が悪化すると予想された為です。
実際に倒産する企業も出てきており、経済は滞りを見せてきてはいます。
しかし、各国が次々と救済策を投じてきている為、もしかしたら我々が考えている以上に、早い終息を見せる可能性があるでしょう。
そうなると、再び投資家たちが仮想通貨に戻ってくることになりますので、資産の現金化問題も解消されることになります。