23日、CNBCの番組内で仮想通貨投資ファーム「BKCM LLC」のCEO、ブライアン・ケリー氏が、ビットコインが今後上昇する理由について語りました。
要点
・これからビットコインが上昇する2つの理由
ブライアン・ケリー氏いわく、FUD、マウントゴックスの民事再生がビットコイン上昇の鍵を握るそうです。
・bitFlyerにも言及
同氏は、先日新規顧客受け入れ停止を発表したbitFlyerについてもコメントしました。
目次
ビットコインが上昇する2つの理由
ケリー氏は今後ビットコインが上昇する理由として2つの要素を挙げました。
①FUDがピークに達している
②マウントゴックスの民事再生
FUDとは
Fear(不安)Uncertainty(不確実)Doubt(疑念)の頭文字をとったもの。
もとはマーケティングに使われる用語で、人間はネガティブなこと(記事など)に反応する心理を利用する方法。
FUDがピークに達している
ビットコイン、および仮想通貨市場が暴落するにつれ、メディアでは「バブル」、「終わった」との報道が目立ちます。
しかし、ケリー氏いわく、これこそがポジティブな兆候だと述べています。
実際、為替・株式などの市場は、恐怖指数がピークに達すると価格が底をつけるのは有名な話です。
マウントゴックスの民事再生
22日、マウントゴックスが民事再生することが決定されました。
これにより、マウントゴックスは約1600億円(推定)の保有しているビットコインを売る必要がなくなります。
これまで、マウントゴックスの売りは市場の潜在的な売り要因とされ、不安材料とされてきたので、それが消えるのは間違いありませんね。
bitFlyerの新規顧客停止は良いこと
FUDといえば、bitFlyerの新規顧客停止もそうですね。
実際にこの報道を知って不安になった人は少なくないでしょう。
ケリー氏によれば、これは良いことだといいます。
短期的にみれば悪いが、長期的にみればよいこと
bitFlyerの新規顧客停止は、短期的にみて、仮想通貨の需要が低下する可能性はあるでしょう。
国内最大手の規模であることからもその可能性は強まります。
しかし、ケリー氏はこの規制は取引所のシステムが向上するとして、長期的には顧客にプラスに作用すると述べています。
仮想通貨規制の根本的な問題
これはbitFlyer以外の規制にも当てはまりそうです。
つまり、メディアでは、連日のように仮想通貨の規制(アメリカでは有価証券の分類)について報道されています。
しかし、これは「仕組みができる」という意味では良い意味なのかもしれません。
リップル社CEOガーリングハウス氏も規制を無視するのではなく、規制とうまく付き合っていくことが大事だという発言をしています。
まとめ・これだけのネガティブ材料が出ても持ちこたえる仮想通貨市場
ポジティブな考え方をすれば「これだけネガティブな材料が出てもまだ1BTC=70万円前後で取引されているビットコイン」という見方もできます。
それこそが、ケリー氏の語る「FUDのピーク」です。
ケリー氏の言うとおりになれば、これから仮想通貨市場は上昇していくことになるので、まずはチャンスを逃さないようにしたいですね。
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