ブロックチェーン業界の著名人であるZack Voellは、ビットコイン半減期の検索数が急激に伸びていることを明かしました。
ビットコインの半減期は、仮想通貨の相場に大きく影響を与えると言われている大イベントです。
順調にいけばあと3週間ほどで到来すると予測されており、投資家のみならず一般人からも注目を集めているようです。
ビットコイン半減期の検索数が急増
ブロックチェーン業界の著名人であるZack Voellはツイッター上で、ビットコイン半減期(英語でBitcoin halving)の検索数が伸びていることを画像を添えて発表しました。
ビットコインの半減期は順調にいけば5月の上旬に到来すると考えられており、投資からの期待も高まっているようです。
"Bitcoin halving" search interest nearing all-time highs. $BTC pic.twitter.com/uIXT840au3
— Zack Voell (@zackvoell) April 13, 2020
2016年頃と同様に、物凄い勢いで検索数が増えていることが目に見えて分かりますね。
検索数は世間からの関心度を表す数値になる為、半減期に近づくにつれて関心度が上がっているのは明らかです。
なお、今回は前回と違って南アフリカや南米からの検索数が異様に多かったとのことなので、プレイヤー層が異なる分、前回の半減期とはまた違った動きを見せるかもしれません。
市場には織り込み済み?
グラフを見ると、今回は半減期の数か月前から関心が高まっていることが分かります。
その為、半減期の期待は既に市場に織り込み済みなのではないかという声も挙がっているようです。
確かに、半減期が来ることは大分前から分かっている上に、過去の半減期後は毎回価格が暴騰していた為、今回の半減期によって再び暴騰するかもしれないと期待して事前に仕込んでいる方は多いでしょう。
このことから、今回の半減期はいつものように暴騰はせずに、横ばい状態が続くか大口の仕掛けによって逆に暴落するのではないかと言われています。
仮想通貨取引所にも変化が
仮想通貨取引所でも半減期に向けた動きが見られています。
大手仮想通貨取引所のBitfinexは、この一か月でBTCの保有量が約30%も減少しました。
また、同じく大手仮想通貨取引所のBitMEXも3月から大きくBTCの保有量を減少させています。
これはコロナの影響も少なからずあるかとは思いますが、半減期に向けて取引所から別の場所へと仮想通貨を移しているのではないかとも考えられています。