仮想通貨投資ファンド「イキガイ」のリサーチャー、ハンズ氏によると、ビットコインの年初来高値更新の可能性があるとのこと。
22日、Twitter上で発言しました。
要点
ビットコインの天井はまだ?
Bitcoin bubble tops are clearly identified with a dark red cluster of Adjusted Binary BDD. Until that happens, we're not at the top. Public opinion is key here because that red cluster is caused by the assumption of the crowd and is self-fulfilling (reflexivity). pic.twitter.com/hZG9WMYcsS
— Hans HODL (@hansthered) August 22, 2019
ビットコインのバブルトップは、調整済みバイナリBDDの暗赤色のクラスターで明確に識別されます。それが起こるまで、私たちはトップではありません。ここでの世論は重要です。なぜなら、その赤いクラスターは群衆の仮定によって引き起こされ、自己実現(反射性)だからです。
ハンズ氏は今回、Bitcoin Days Destroyed(BDD)という指標を使って分析を発表。
それによると、ビットコインはまだ高値更新の可能性があるとのことです。
BDDは群衆心理を示しており、17年バブル時は上記ツイート画像の部分が濃い赤色になっていますが、現在はまだ薄い赤色であること。
つまり、群衆はまだ過熱感がなく、ビットコインはこれから上昇する可能性があるとのことです。
今年の「3カ月」はどうなるか
仮想通貨市場はこれまで、10月から12月の3カ月がもっとも価格の上昇しやすい期間という調査報告も上がっています。
昨年は残念ながら価格は下落してしまいましたが、17年の仮想通貨バブル時は10月から年末にかけ、ビットコイン、アルトコインの価格は急上昇しました。
ハンズ氏の指摘するように、仮に今年が17年初頭と似ているのであれば、秋から年末にかけての相場は大注目となりそうです。
材料的にも10月にはブレグジットが控えている他、9月からはBakktの開始、来年にむけてはリブラの始動などもあるので、材料としては価格が動く可能性がありそうです。
まとめ
仮想通貨投資ファンド「イキガイ」のリサーチャー、ハンズ氏は22日、Twitterでレポートを発表。
同氏は独自の指標であるBDDを用いて分析し、その結果ビットコインはまだ年初来高値更新の可能性があるとのことです。
もちろん、必ずしもハンズ氏の分析が正しいわけではありませんが、例年仮想通貨市場は秋から価格が上昇しやすい傾向にあること、またBakktやブレグジットなど大型イベントも控えているので、秋から年末にかけての相場は注目となるかもしれません。