本日の急落要因とみられているテザー問題ですが、ビットフィネックス(テザー社とCEOが同じ)がNY司法省の文書を全面否定しています。
実際、どちらの主張が正しいかは現時点で見極めがつかず、動向は注目されそうです。
要点
ビットフィネックスがNY司法省の文書を全面否定
Bitfinex Respond to New York Attorney General's Actions https://t.co/snxHU2yeb5
— Bitfinex (@bitfinex) April 26, 2019
Bitfinex ニューヨーク司法長官の一般的な行動に応答する
テザー社と同じCEOで実質運営元を同じにするビットフィネックスは本日、NY司法省が公開した文書について答えました。
項目は多岐にわたりますが、ビットフィネックス側の主張は、NY司法省の文書は悪意があり間違っているというものです。
NY司法省は、ビットフィネックス(テザー社)が顧客の資産を不正利用(損失の補填に使った)と指摘していますが、実際その資産は関連するキャピタルに差し押さえられたものであるということです。
そのため、ビットフィネックス、テザー社は現在その差し押さえられた資金を取り戻すために行動しているとのこと。
NY司法省の訴追を「行き過ぎた取締り」と批判しました。
現段階では、どちらの主張が正しいかわからないことや、またお互いに主張が変わらないのであれば、事態は泥沼化しそうです。
値動きとビットフィネックスに関しては、下記の記事でまとめてあります。
今のところ値動きは限定的?
すでに泥沼化しそうな気配もある中、現時点で市場への影響は限定的と言えるかもしれません。
ビットコイン円 1時間足 4月22日~
確かに本時点では急落となり久々の価格急落となりましたが、これまでビットコイン価格は堅調な推移を続けていたので、まだ自然な調整の範囲内と言えます。
仮にこの価格帯を維持することができれば、ここから再び買い手が現れて価格が上昇していく可能性もあるので、悲観する必要はないでしょう。
ただ、テザー問題の動向に関しては、引き続き内容次第で市場に影響を与える可能性があるので注目です。
まとめ
ビットフィネックスが本日公開した文書によると、NY司法省が公開した文書は「悪意があり間違いがある」とのこと。
不正利用と指摘されている資金は実際には関連するキャピタルが差し押さえられた資金であり、現在は取り戻すための活動を行っているとのことです。
現時点で、どちらの主張が正しいかは判断できかねず、今後自体は泥沼化する可能性も考えられます。
ただ、今のところ市場への影響は限定的ともいえるので、引き続き重要な価格帯をサポートにできるか注目でしょう。
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