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ブロックチェーンが医療を変える!中国で処方箋アプリ発表

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要点

・中国でブロックチェーン技術搭載の処方箋アプリが立ち上がる
・医療費請求書プラットフォームで不正撲滅へ

処方箋アプリが発表される






中国江蘇省昆山市の病院で、患者の医療記録や処方線をブロックチェーン上で管理し、医師、薬剤師、患者がそれぞれアクセスでき、安全で安心な医療を提供する事を目的にしたアプリが立ち上げられ、実用化に向かっている。

このアプリは患者の治療に関する事柄が記載される様になっており、医療記録や処方される薬に関する情報が書き込まれます。

患者は自分の治療データを所有・閲覧できるほか、医師との情報の共有や、医師によって処方された薬が正しく処方されているか薬剤師が確認できる仕組みになっていると地元メディアの知乎が報じています。

医療費請求プラットフォームも誕生






中国国内では、病院に勤務する医師による不正が後を絶たない問題を抱えている病院も多く存在しています。
そこで、福建省の福州第二病院ではブロックチェーンを活用した医療費請求を目的としたパイロット版アプリが立ち上げられています。


このアプリは先に紹介した処方箋アプリとは目的が異なり、患者の請求書に関連するすべてのデータがブロックチェーンに記録されているとのこと。
このアプリを利用する最大の目的は、医師による不正医療費請求を撲滅させることで、改ざんできないブロックチェーンの特性を利用し、正しい医療費の請求記録が記され、請求書の信頼度も高まると地元メディアでも報じられています。

日本でも医療×ブロックチェーンはすでに始まっている






日本では2018年に㈱メドレーにより、ブロックチェーンを活用した電子処方せんの管理方式を考案し、特許が出願されています。

処方せん交付は紙の原本が原則ですが、これを電子化することが医療機関と薬局との連携や、患者自身の服薬情報の管理を効率化することにつながるとして、国内外の医療業界及びブロックチェーン企業が数多くのプロジェクトを検討・始動させています。
2016年3月に厚生労働省によって一部省令が改正された事により、処方せんの電磁的な作成、保存、交付が可能となり、ブロックチェーンを活用して、複製防止などのセキュリティを確保し、電子処方せんを管理・運用できるシステムをメドレーが考案しています。


さらに、2019年11月にはテックビューロホールディングス㈱HealthCareGateの提携により、次世代型ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin Catapult (v.2)」を活用したオンライン医療ソリューション開発プロジェクトを開始しています。

医師のオンライン診療の解禁と、薬剤師によるオンライン服薬指導の解禁も間近と言われる今、今後の医療では電子上の医療専門家資格の証明や処方箋の取り扱い、患者様自身の証明が重要になっています。
そのため、医療の見える化、患者と医療従事者双方の負担軽減、医療従事者の働く環境改革を目的に、オンライン医療ソリューション「楽医」開発プロジェクトが発足されています。



(画像引用先 楽医プロジェクト)


プロジェクトでは、データの改ざん防止、耐障害性と優れた可用性、取引の自動化と透明化の実現をブロックチェーンの特性を活用すること。

処方箋に紐づく個人情報の保護、診療録管理、薬歴管理、医薬品の流通経路、残薬確認、薬剤師の服薬指導実績等の記録管理を目的にすると公式発表で述べています。
このプロジェクトで、過剰な薬の処方と重複投与等の防止、エビデンス(証拠)に基づく健康増進と医療費削減、医師、薬剤師の技術向上・働く環境改善を同プロジェクトの最大目標とされます。

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