ビットコインは25日午後11時に短期レジスタンスをブレイクし、
約553万円で上昇したもののしたものの、その後上値の重さから下落に転じています。
26日の7時には短期サポートをブレイクし、約504万円までの下落となりました。
戻りの強さを試すどころか逆に弱含みの動きを露呈する事になったビットコイン、
週末は荒れ模様の様相を見せています。
ビットコインの26日の概況について解説します。(※この記事は26日午前7時台に書いています)
2月25日午前9時からの値動き
ビットコインは25日の午前7時に510万円まで売られましたが、その後切り返しをしていきます。
25日の午後11時は542万円の短期レジスタンスをブレイクし、
一気に553万円まで上昇する強い動きを見せました。
ところがこれから強さを試すというところでピークアウトしNY時間でジリ安になり、
26日の午前7時には509万円の短期サポートをブレイクして、約505万円まで売られます。
その後26日午前8時現在では少し落ち着きを見せているものの、
徐々に反発が弱まっているように感じます。
今日のサポートとレジスタンス及び週末の動き
25日の午後11時にブレイクされた短期レジスタンスは一旦消えたものの、
その後の動きで再び昨日の高値を起点に出現しています。
一方で短期サポートはブレイクされたばかりで無くなっている状況です。
本日は中期サポートの479万円を下回ってくると直近の安値を試し、さらに底値を探す可能性があるでしょう。
このラインを下回ってからの逆張りは危険と見ています。
もう一つネガティブな動きとして、
今まで動きがなかった中期レジスタンスが本日から切り下がり始めており、
今現在の動きですと27日の12時には555万円まで切り下がります。
『現在価格と近くなり中期レジスタンスがブレイクしやすくなる』と感じるかもしれませんが、
中期レジスタンスが大きく切り下がるときは移動平均線も切り下がっているという事ですので、
移動平均線からの乖離で買いを行う逆張りトレーダーの動きが鈍り、下落する場面が多くなります。
週末穏やかに過ごしたいものですが、荒れ模様になる可能性があり注意が必要です。
まとめ
ビットコイン価格は一時、直近の高値を抜けてきたもののその後大きく下落し、
26日の午前7時に短期サポートをブレイクし相場の弱さを露呈する結果となっています。
中期サポートもブレイクすると、更なる底値を試す展開も予想されます。
総合的にネガティブな動きが多く、週末は荒れ模様になる可能性があり、注意が必要です。