株式・仮想通貨市場全面安で日経平均株価は大急落!終値1202円安に
要点
・米金利上昇を警戒して、株式や仮想通貨の金融市場が大幅下落
・日経平均株価は1202円安で2万9000円台を割る(歴代10番目の下げ幅)
米国・日本株市場が大幅に下落しており、仮想通貨市場も連れ安となりました。
25日の米市場で長期金利が一時1.61%に上昇して
警戒ムードとなり、米国株相場が大幅に下げました。
NYダウは前日比559ドル安の31,402ドルに達しています。
それを受けて26日の東京株式市場は全面安に。
前日比1202円安の2万8966円で引けました。
この下げ幅は2016年6月24日の
英国のEU離脱決定時以来の大きさになります。
歴代の下落幅では過去10番目です。
仮想通貨市場も例外ではありません。
ビットコイン価格は26日18時現在で
4,781,582円まで下落しています。
米国株や日本株の大幅下落により
市場心理が急悪化して、連れ安となった格好です。
■ネットの反応
トレーダーからは「本日を皮切りに下落が本格化するのでは?」
といった懸念や警戒の声が多く見られました。
日経平均株価にしろビットコインにしろ
この値から反発、あるいは維持できなければ
下降トレンドに突入し、バブル崩壊なるか!?
との分析もあり、米市場の動きに要注目です。
コインベースで強気のBTC大規模出金が観測
要点
・ビットコイン価格の急落中、コインベースで大型のBTC出金が観測される
・コインベースは米NASDAQ株式市場に上場決定
大手仮想通貨取引所のコインベースでは
さらなるビットコインの大量買いが確認されました。
データ分析サイトCryptoQuantのKi Young Ju CEOは25日夜、
「コインベースで、最も強気のシグナルが確認された」
と指摘しました。
コインベース取引所から13,390BTCが資金移動された点について
コインベースのカストディウォレットに
送金された可能性があるとのことです。
これは長期保有目的の米国大口投資家が、
48,000ドル付近で新たにビットコインを購入し、
カストディに預けるといった流れを示唆しています。
前回コインベースからBTC大規模出金があったのは
1月31日と2月5日でしたが、
いずれも数日後にビットコイン価格が爆上げされています。
また、コインベースは、
米証券取引委員会(SEC)に証券登録届出書を提出し、
米NASDAQ株式市場に上場することが決定しました。
今回の記事のまとめ
■『株式・仮想通貨市場全面安で日経平均株価は大急落!終値1202円安に』について
・NYダウは前日比559ドル安、日経平均株価は前日比1202円安
・ビットコイン価格も連れ安となって、26日18時現在で480万円割れ
■『コインベースで強気のBTC大規模出金が観測』について
・米コインベースから新たなビットコイン大量買いと思しき資金移動が観測
・米コインベースが米NASDAQ市場に上場決定
登り調子の日経平均株価の勢いに水が差されたことに関しては
一部投資家から調整の範囲内として前向きに捉える声もありましたが、
「本格的バブル崩壊の序章」として悲観する声も多く見られます。
しかし、ビットコイン市場においては大口の買い集めサインも
観測されています。
楽観しすぎないよう、悲観しすぎないよう
冷静に相場を捉えることが肝心です。