ビットコインが3月11日午前2時ごろ、日本円での最高値を更新しました。
2月21日以来の高値更新です。
最高値更新後もマインドが後退している様子はなく、
本日はドルベースでの高値更新を狙う展開になるか注目です。
ビットコインの3月11日の概況について解説します。
(この記事は3月11日午前7時の情報で書いています。)
3月10日からの動き
ビットコインは3月10日午前9時から順調に上昇していきます。
605万円をつけ、このまま一気に約615万円の最高値を更新するかの勢いでしたが、
午前10時から11時にかけて579万円まで売られ、一時的に不安定な動きを見せます。
ところがその後は切り返し、3月10日午後10時には再び当日の高値を更新、
日を跨いだ3月11日の深夜には2月21日につけた最高値を更新、約618万円まで上昇し、
その後一服の動きになっています。
結果的に昨日3月10日の朝方書いた記事、
『明日にも最高値を更新』のタイトル通りの動きとなりました。
3月10日午前10時から11時の下落は?
3月10日の午前10時から11時に起こった短時間の下落で、
狼狽売りやストップロスが入ってしまった人は多いのではないでしょうか。
bit mexの3分足の動きで振り返りますと、3月10日10時18分の時点で55747ドルでしたが、
11時09分には52978ドルまで約5パーセント下落しています。
気持ちよく上を目指していたところから売られる、一見すると予測不能な動きに見えます。
ただ、3月10日の午前9時更新の記事で書いた通り、10日はアノマリーが良くなく、
本番はNY時間と見る向きは多く、朝高後の下落は想定することはできました。
短時間で大暴落をしていましたが、当時の短期サポートは556万円にありカスリもしておらず、
上昇トレンドは継続しています。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポート&レジスタンスですが、
レジスタンスは高値を更新しながら上昇中のため発生していません。
今の動きが続いたとしても、レジスタンスが発生するのは本日の夜間です。
ドルベースの高値を更新すれば警戒感が少し出るかもしれませんが、
現在のところ積極的に売りに回る理由はありません。
ただ既にいい水準まで上がっており、大きな売りには注意が必要です。
サポートは短期サポートが3月10日の暴落時に付けた安値を起点とするところまで切り上がっています。
日中は576万円、日が変わった後は591万円を意識するといいでしょう。
切り上がっていく過程で、ドルベースでの最高値更新の展開になる可能性があります。
逆に割ってしまうと、大きな売りが出る可能性があり、注意が必要です。
まとめ
ビットコインは日本円での最高値を更新しました。
3月10日午前10時には短時間の下落がありましたが、
短期サポートは維持されており、上昇トレンドは継続中です。
本日はドルベースでの最高値更新になる可能性があります。
日中は576万円、日付が変わってからは591万円を割れないか意識するといいでしょう。