ビットコインの価格上昇の影響で『億り人』のアドレスの最高記録を更新か / コインベースCEO「ビットコインに手を出そうとしている新規参入者は、気をつけて」

ビットコインの価格上昇の影響で『億り人』続出か

ブロックチェーン分析企業であるGlassnodeが17日に公開したデータによると、
ビットコインの価格が高騰したことによって、
保有資産が1億円相当以上のビットコインを保有するアドレスの数が
6万6540まで増えたことを発表しました。

17年の仮想通貨バブル期は2万アドレス台でしたが、
それを大幅に更新する記録となりました。

バブル崩壊後の18年から小規模投資家が撤退する中、
ビットコインを買い集めていたアドレスも増加していたことを示しています。

Glassnodeは当時、採掘報酬が50ビットコインだった
2009年から2012年にマイニングを行なっており、
1ブロックの成功報酬を現在も保有していれば、
そのマイナーのアドレスは100万ドル（1億円）相当以上を
保有しているしていることになると説明しました。

ビットコインの時価総額も上昇

ビットコイン価格が2万ドルに到達した現在の時価総額は、
初の40兆円台に到達しました。

これは株式市場の上場企業の時価総額と比べた場合、
ビットコインがTOP15にランクインするというデータとなります。

株式の時価総額を格付けするAssetDashの調査によれば、
大手企業銘柄を時価総額で上回っている計算になっているようです。

ビットコインを手を出そうとしている新規参入者はリスクがあることを覚えておいたほうが良い

米暗号資産取引所大手コインベースのCEOであるブライアン・アームストロング氏は
ビットコインが最高値を更新する中、仮想通貨に手を出そうとする新規参入者に対し、
リスクがあることを改めて伝えた。

アームストロング氏はコインベースは「市場に対して長期的な視点」を持っているが、
ビットコイン投資は「リスクが無いわけではない」と話した。

続けて、

「我々は暗号資産への関心が高まっていることに興奮しているが、

取引が増えていることだけでなく、

価格のボラティリティも高まっていることを指摘することも重要だ。

暗号資産市場は、株式市場よりもはるかに早く、どちらの方向にも動く可能性がある」

と、アームストロング氏が説明しました。

彼は短期的な投資に注力している可能性のある投資家にも注意を促し、
顧客に対しては専門家に相談することを勧めました。

「ときに失敗することがあるかもしれないが、

我々は常に課題に取り組み、お客様が安心して口座を管理し、

十分な情報に基づいた取引を行うために必要な情報を透明性を持って伝えていく」

と、アームストロング氏が述べました。

■ネットの反応

ビットコインが高騰しているため、初心者も手を出したくなる局面かもしれませんが、

長く続けている投資家は手を出すことをオススメしていない様子です。

今回の記事のまとめ

■『ビットコインの価格上昇の影響で『億り人』続出か』について

・1億円以上を保有しているアドレスが6万6540まで増えた

・1ブロックの成功報酬を現在も保有していれば、1億円相当のビットコインを保有していることになる

・時価総額は初の40兆円台となった

■『ビットコインを手を出そうとしている新規参入者はリスクがあることを覚えておいたほうが良い』について

・米暗号資産取引所大手が新規参入者に注意喚起

・ビットコイン投資はリスクが無いというわけではない

・短期的な投資に注力している投資家にも注意を促した

今回のビットコインは前より更に魅力ある仮想通貨となりました。

しかし、だからといって手を出すべきという状況ではないようです。

SNSなどで活躍している投資家の意見を参考にし、

手を出すべきタイミングの判断材料として活用する事をオススメします！