ビットコインの8月5日の動きはイーサリアムのアップグレード警戒から一時、
前日の上昇の値を消すも、その後短時間で戻し直近の高値を超えて来ています。
大幅上昇の反動の動きは限られて来ており、8月攻勢が始まるような雰囲気となって来たものの、
半日で動きが変わっている事が一抹の懸念材料です。
ビットコインの8月6日の概況について解説します。
(この記事は8月6日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
8月5日午前7時からの動き
8月5日午前7時、435万円で推移していたビットコインでしたが、
NYの流れを引き継ぎ気持ちよく上昇していく展開にはなりません。
夜間にはイーサリアムのアップグレードが予定されており、その警戒感から売りが徐々に優勢になり、
午後3時から急落、431万円から午後9時には短期、中期サポートギリギリの409万円まで下落し、前日の上昇を全て消します。
その後は上昇を続け、8月6日午前2時には438万円の短期レジスタンスをブレイク、
午後4時には454万円まで上昇する強い展開と変貌します。
その後午前7時現在は448万円で推移する展開です。
8月攻勢の始まりか?半日相場には注意!
今回の動きはかなり強く、8月は少し売られ気味に始まっていますが、基本は直近の高値を更新し、
上値を追っていく展開になるかと考えます。
一方でイーサリアムのアップグレードがあったとはいえ、14時間で6.6%ほど上昇した後、
14時間で▲6.74%となると不安定な動きが計測されました。
この半日程度で潮目が変わる動きは、5月、6月の下落時によく見られ、
7月は発生していませんでしたが、ここに来て投資家心理に迷いが出て来ている可能性がありそうです。
現在は長期下落時のあや戻しの可能性も残されているため、足元の動きには注意を払いながら、
振り回されないようにしましょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは昨日と変わらず、408万円の位置に短期、中期サポートがあります。
切り上がりは明日の正午以降になるため、それまでに一段上に上がっておきたいところです。
レジスタンスは458万円の位置に中期レジスタンスがあり、
ここを超えて466万円まで値を伸ばせれば、爆発が期待できそうです。
まとめ
ビットコインの8月5日の動きは、途中下落したものの、イーサリアムのアップグレード後に力強い動きとなりました。
ただ、半日で流れが変わっている読みにくい動きが続いており、
今後もこの動きが続くと懸念材料になりそうです。
週末に458万円を超えて、
466万円まで上昇してると、一気の上昇が期待できます。