ビットコインは18日午前3時に急騰し、短期レジスタンスをブレイクしています。
3月15日午後6時の急落の水準を上回る戻しを見せていますので、
一旦の危機感は去ったと言えそうです。
この時間に仮想通貨投資企業のCEO ロビー・ガットマン氏が発言しており、
この内容に反応した可能性があります。
ビットコインの3月18日の概況について解説します。
(この記事は3月18日午前6時の情報で書いています)
3月17日午前7時からの動き
3月17日午前7時、短期レジスタンスブレイク間近だったビットコインですが、
明確にブレイクをしたと判断できる前に下落を始めます。
この時の短期レジスタンスは3月16日午前7時の6,222,320円の高値から算出されており、
このレジスタンスを抜けれなかったのは想定外ともいえました。
高い目標ではない短期レジスタンスブレイクに失敗すると、ジリジリと売りに押され、3月17日午前7時には593万円まで下落、
約4.7パーセント下落します。
ただし、サポートは短期サポートも明確なブレイクには至らず、
ショート勢も売り込みには行きません。
反発も弱く、どちらに転ぶかわからない不安感が漂う展開でしたが、
18日午前3時に急騰を見せ前日比でプラスに転じ、短期レジスタンスをブレイクします。
ロビー・ガットマン氏の発言がきっかけか?
マインドは冷え込んでいましたので、18日午前3時の急騰は予想外でした。
その時間の理由を探すと、仮想通貨投資企業のCEO ロビー・ガットマン氏の発言に反応した可能性があります。
『来週に業界の改革の発表が幾つかの企業からあるだろう』と言う趣旨の発言が、
期待感を持たせたのではないでしょうか。
今日のサポート&レジスタンス
ニュースは置いといて、冷静に今日のサポートとレジスタンスを分析しましょう。
まずサポートは昨日維持した短期、中期サポートがそのまま残っています。
短期サポートが切り上がるのは明日の早朝頃で、
それまでは592万円をサポートとして見ておけばいいでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスがブレイクされ中期レジスタンスは、
本日の夕方頃には664万円まで降りてきますが、まだ上の方にあります。
ここに到達せず失速すると、次のレジスタンスとなる可能性があるため、
早めのブレイクが上昇相場の条件です。
加えて18日の夕方から夜間までコンスタントな高値更新も必要です。
個人的には下落マインドの中、よくわからない外人の発言に喜び戻る事は、
ビットコインでは良くあることのため意識を切り替え戻りの勢いを注意深く観察するといいでしょう。
まとめ
ビットコインは18日午前3時に短期レジスタンスをブレイクし、戻り基調です。
このタイミングで仮想通貨投資企業のCEO ロビー・ガットマン氏が発言しており、
その発言に反応した可能性があります。
足元は上昇基調ですが、マインドが最高値を目指しているとは判断できないため、慎重に見極めるといいでしょう。