ビットコインの9月8日の動きは、580万円まで値を伸ばすも一転して大暴落の動きとなりました。
特に何か新しい材料が出たわけではありませんが、サポートを全て消すと、
天国から地獄絵図に変わるのは仮想通貨では珍しくないため切り替えが必要そうです。
この暴落を受けて、9月は不安定さを増してきました。
ビットコインの9月8日の概況について解説します。
(この記事は9月8日午前3時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月7日午前7時からの動き
9月7日午前7時570万円で推移していたビットコイン、地味ながらもジリジリと値を上げ、
正午には580万円に到達します。
この時に576万円の爆発ポイントを突破しましたが、『爆発ポイントを超えた後、
上昇しないと利食い優勢』の動きが出て、短期レジスタンス発生後の、
午後5時から下落、短期サポートを割り556万円まで下落します。
この時点で曇りから悪天候に変わっていたようで、9月からの動きは一気に弱含みの地獄に変化する展開に変わり、
9月8日午前0時には498万円まで下落し、500万円を割れる展開になってしまいます。
その後は午前3時現在、517万円で推移する展開です。
サポートを突き抜け天国から地獄に
今回、暴落を引き起こしたのは、9月7日午後6時の時点で558万円の短期サポートを割った事が大きな一因となりました。
短期サポート割れは8月31日からおよそ1週間ぶりで、
比較的余裕がある水準で機能してこなかったことは、本番のNYで利食いを誘発する原因となったようです。
この動きを経て、9月はパフォーマンスが悪い月という意識が投資家に芽生えるため、
一転して弱気相場に変化する可能性があります。
480万円程度までは調整の範囲内のため、500万円割れたからと言って安易に飛びつくことは危険そうです。
弾けない相場は無いため、高ボラティリティ相場になることをポジティブに考えましょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが正午を回って少ししてから発生する予定で、それまでは買いにくい状態です。
一方で大暴落後に一気に戻る展開も予想されるため、ここからは売りも手がけにくくなります。
500万円の節目を割れましたが、強気相場は一旦終わったと見るべきなため、
しばらく様子見の方が良さそうです。
まとめ
ビットコインの9月8日の動きは、一転して地獄絵図へと変わっています。
特段理由がある暴落では無さそうですが、9月のパフォーマンスの悪さのアノマリーがここで顕在化したようです。
500万円を割れましたが、あく抜け感は出ておらず、9月は引き続き警戒が必要でしょう。