ビットコインの週明けの相場は下落となっています。
3月22日午前7時は632万円で軟調の動きから始まりました。
午後7時には635万円まで上昇し、切り下がってきた短期レジスタンスをブレイクするも、
NY時間に大きく売られ、短期サポート、中期サポートをブレイクするとても弱い展開です。
戻るような動きはなく、三角持ち合いは終了し、下落トレンド入りした動きになっています。
ビットコインの3月23日の概況について解説します。
(この記事は3月23日午前6時の情報で書いています)
3月22日午前7時からの動きを復習
3月22日午前7時632万円から始まったビットコインでしたが、
戻りに乏しく10時には618万円まで下落します。
ただ、この辺りは後述の三角持ち合いのラインが意識され切り返し、
午後7時には634万円まで上昇し、切り下がってきた短期レジスタンスをブレイクする動きとなりました。
更なる上に行く可能性があったのですが、ライン付近では動きが止まる傾向を引きずり再び下落、
23日の午後4時には607万円に切り上がった短期サポートを、午後5時には中期サポートをブレイクします。
現在は三角持ち合いによる上昇トレンドラインも、サポートも失っている状態です。
三角持ち合いのラインで見てみると
3月22日の記事で紹介しました、三角持ち合いのラインで前日の相場を振り返ると、
上のチャートのようになります。
3月22日午前10時の下落は少しはみ出ましたが、レンジ内に戻ろうという動きが働いています。
一方で3月22日午後7時の上昇は、58506ドルまで上昇したあと、上値を抑えられています。
3月22日午後10時には、再びトレンドの下を推移し始めていましたので、
この辺りで市場マインドは低下を見始めたと考えられるでしょう。
三角持ち合いを抜けた後は、その方向に大きく動く可能性があります。
今日のサポート&レジスタンス
レジスタンスは短期レジスタンスが昨日の高値を起点とする636万円のところに発生し、
中期はしばらく動きがありません。
サポートは23日の早朝に短期、中期共にブレイクされたばかりで、
最短でも今日の日付が変わる頃まで発生しない予定です。
3月23日中の早めに三角持ち合い内に戻せなければ、明確に下落トレンドが意識されるでしょう。
逆張り好きな日本勢に期待したいところです。
短期で底値と言えそうなのは、3月16日につけた582.7万円ですが、
下げトレンド内では心許なく感じます。
ドルベースで50000ドル、円ベースで540万円を目指す可能性もありえます。
三角持ち合いも終わり、買いは期待値が低い状況です。
サポートが発生し、安定するまで買うのは我慢してもいいのではないでしょうか。
まとめ
ビットコインは三角持ち合いを抜け出し、下落トレンドに入った模様です。
3月23日中に三角持ち合い内に戻せなければ、明確に下落が意識されるでしょう。
50000ドルまで下落する可能性があり、短期で買いにくい相場です。
買いはサポートが出て、安定するまで待つのがおすすめです。