10月8日のビットコインの動きは、620万円を突破したものの一旦足踏みをする形になっています。
707万円の最高値更新は遠そうに見えますが、本日は米国雇用統計が発表予定で、
この数値が材料視され急騰をもたらす可能性がありそうです。
ビットコインの10月8日の概況について解説します。
(この記事は10月8日午前7時の情報で書き、短期
間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月7日午前7時からの動き
10月8日午前7時、613万円で推移していたビットコイン、前日の強さを受け、
午前8時には621万円に上昇し、620万円を突破します。
ただ、10月の始値488万円から7日間で25%以上上昇しており、
流石に少しお休みモードに入ったか、その後は下落傾向が鮮明になっていきます。
午後9時には598万円に下落し、一度600万円を割る動きに、午後11時に609万円に戻すも、
直ぐに595万円に下落、その後は午前7時現在、602万円で推移する展開となっています。
前日は下落傾向が見られたものの、
- 短期サポートは割っていない
- 注意ラインの594万円〜585万円も維持
していることから、上昇の勢いは削がれていると考える必要は、今の段階で無さそうです。
本日、午後9時30分が米国雇用統計
本日は大きなイベントがあり、午後9時30分から米国雇用統計が発表予定です。
今回の雇用統計は、数値が良くても予定通りの利上げペースが続くと、
様子を見ていた層からの買いが期待でき、数値が悪ければ利上げペース鈍化すると考え買われる、
どちらに転んでもポジティブな展開が予想されます。
最近の傾向として、金曜日に上昇することが多いため、
欧州時間から買われ、雇用統計発表後に一段高になるかもしれません。
ただ、592万円を割れると短期サポート割れで今までの動きから逆流する可能性もあるため、
その場合は様子見した方がいいでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが大きく切り上がり、前日の安値を起点とする592万円に切り上がっています。
この水準を維持し続ける限り、安値を切り上げていく動きになり、上昇は続くでしょう。
一方でレジスタンスは前日の夜間に、624万円を起点とする位置に短期レジスタンスが発生しています。
東京時間は横ばいでも、欧州時間から上値610万円を超える展開になっていけば、大きく上昇すると考えます。
まとめ
ビットコインの10月7日の動きは足踏みの展開になりましたが、注意ラインも下回らず、
依然として強い展開が続いています。
本日は米国雇用統計発表が予定されており、数値の良し悪しによらず、
ポジティブき材料視され上昇する可能性がありそうです。
21時30分より前、欧州時間からの動きに注目です。