ビットコインの11月初めの相場は途中反発の傾向が見られたものの、
その後は再び値を消し方向感に欠ける展開となっています。
11月2日〜3日にFOMCが開催される予定で、金融政策の変更は予想しづらいものの、
大型イベントのため多少警戒感が見られ、売りがまだ出ているようです。
ビットコインの11月2日の概況について解説します。
(この記事は11月2日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月1日午前7時からの動き
11月1日午前7時、702万円で推移していたビットコイン、その後704万円まで上昇するも、
最近の日本勢は売り物が溜まっているようで元気がなく、午後1時には681万円の短期サポート前まで下落します。
ただ、短期サポートはキチンと機能し、その後反発、午後5時には713万円に上昇し、
短期レジスタンスを脅かす展開になるも、NY時間からは再び勢いを無くし、
11月2日午前5時には689万円に下落をして、午前7時現在は697万円で推移する展開です。
5%以下の狭い値幅で上値、下値をつけており、方向感に欠けるトレードがしにくい動きになっています。
FOMCを多少警戒か?!
11月2日、3日の日程で、米国ではFOMCが開催されます。
今回の焦点は、前回決定した内容から、あまり大きな変更は無いと予想していますが、
それでも大型イベントのため警戒され、売り物が再び出ているようです。
FOMCの内容が確定する11月4日午前1時〜3時頃まで今の警戒感は続くかもしれませんが、
その月の動きが本格化するのは月の初めより2日以降が多いため、本日から大きな動きになる可能性もありえます。
今の段階は、サポートに気をつけながら、買いスタンスで問題ないでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポート、中期サポートが680万円の位置に集中したため、
この水準を下回ると大きな下落になりそうです。
一方でレジスタンスは短期レジスタンスが714万円の位置に、
中期レジスタンスが721万円の位置にあり、ブレイクには力がいる展開です。
中期レジスタンスまでブレイクできた場合、上昇が加速する可能性があるでしょう。
まとめ
ビットコインの月初めの動きは、方向感に欠ける展開になりました。
11月2日、3日の日程で開催されるFOMC前に多少警戒があるようで、
方向感を失わせる原因となっているようです。
2日以降からその月の動きが出る場合もあるため、流れについていきましょう。