ビットコインの11月24日の動きは、短期レジスタンスをブレイクできなかったことから下落し、
その後値を戻す展開となっています。
所々反発するもイマイチ方向感が出て来ず、チャートを見るとガタガタのつげ櫛のような動きで、
弱気基調は変わらず、月末近くの600万円を試すシナリオは顕在のようです。。
ビットコインの11月25日の概況について解説します。
(この記事は11月25日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月24日午前7時からの動き
11月24日午前7時、664万円で推移していたビットコイン、
667万円の短期レジスタンス越えを期待しましたが、達成できませんでした。
節目の日本時間から下落し、午前11時には647万円まで下落、午後5時に659万円に上昇するも、
午後11時に644万円に下落し元通りに、25日午後6時に663万円に上昇した後は、
午前7時現在、659万円で推移する展開です。
ビットコインはガタガタのつげ櫛のような動きに
つげ櫛は板状で目が1列に並んだ櫛を言います。
11月に後半に入り、
小反発した後に半日たたずジリジリ売られ、小反発をする動きを繰り返しています。
つげ櫛のように、底と天井が交互に現れ、方向感のない汚いチャートの動きです。
この動きは、上値が重いのか下値が硬いのか迷いそうになりますが、
過去の経験からすると下に行く可能性の方が高いと考えます。
上値を抑えられており、徐々に反発が弱回ってくるため、
直近では上値が685万円、678万円、664万円と下がってくる形です。
月末近くに変わらず、600万円を試すシナリオになる可能性が依然としてありそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポートが639万円の位置にあります。
ここを下回ってきた場合、大きな売りになる可能性があり、手をあまり出さない方がいいでしょう。
レジスタンスは現在667万円の位置にあるため、上に行く希望を見せるならここをクリアする必要があります。
現在の動きは底値をつけて、上に行く途上なのか、階段を降りるときの踊り場なのか、
まだ判断は出来ないでしょう。
10月の動きは見事でしたが、11月はここまでイマイチで、12月もかなり苦戦するシナリオを想像しておいた方がいい時期です。
まとめ
ビットコインの11月24日にの動きは、短期レジスタンスブレイクに失敗し、ガタガタの動きになっています。
所々反発してくるものの、下げ相場でよくある動きになるため、下落方向のほうが可能性が高そうです。
月末近くの600万円割れを警戒しておきましょう。