ビットコインの11月最終日の動きは、軟調な展開になりました。
短期レジスタンスは維持されたものの、不安定な動きで、12月まで尾を引く可能性がありそうです。
12月15日(日本時間12月16日早朝)にはFOMCが予定されており、
今回はコロナ再拡大懸念が強い環境のもと開かれるため、無風ではすまず、
ビットコインも12月大暴落のシナリオが描かれている可能性がありそうです。
ビットコインの12月1日の概況について解説します。
(この記事は12月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月30日午前7時からの動き
11月30日午前7時、662万円で推移していたビットコイン、アジア株がパッとせず、軟調な展開に終始します。
午後3時には633万円まで下落し、切り上がる短期レジスタンスの直近まで売られる展開に、
日付が変わる頃に667万円に上昇するも、12月1日午前1時には640万円に戻り、
午前3時には660万円へと戻すも、午前7時現在は649万円で推移する展開です。
動きが荒く、方向感のない相場になりました。
12月大暴落説が浮上?!
11月が終わり、12月へと入りますが、11月中のなんとも言えない迷いがある動きは解消されていなそうです。
今月はFOMCというビッグイベントがあり、
12月15日(日本時間は12月16日早朝)の1週間程度前くらいから警戒されていくと考えていましたが、
株式市場の混乱を見ると、既に始まっているのかもしれません。
コロナ再拡大もリスクオフに作用しており、ビットコインの動きを更に不安定にします。
初旬〜中旬は日柄のアノマリーが悪くありませんが、2019年12月のように中旬ごろまでしつこく売りが出るかもしれません。
大暴落をして、500万円割れのシナリオも考えられ、神経を尖らせないといけなそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが残り、前回の安値の630万円の位置にあります。
この水準を下回ると、一気に600万円を試しそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスが675万円の位置にあり、中期レジスタンスも同じような位置に切り上がっています。
ここをクリアできないと、相場は依然としてかなり弱いと見るべきでしょう。
まとめ
ビットコインの11月月末相場は不安定な軟調相場になりました。
12月はFOMCが予定されており、落ち着くどころか不安定さを増していきそうな気配です。
前日上値余地が乏しく、大暴落のシナリオも警戒する時期に来ているかもしれません。