ビットコインの週末の動きは、直近の安値を更新するも、大きく崩れることなく、
12月10日につけた高値を上回っています。
ただ、休日の薄商いの中、買い上げた感があり、先物チャートで窓が空いているため、
本日はNY時間から窓閉めになる可能性が高く、警戒が必要な相場は続きそうです。
ビットコインの12月13日の概況について解説します。
(この記事は12月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月10日午前7時からの動き
12月10日午前7時、545万円で推移していたビットコイン、午後4時に540万円に下落するも、
売り込まれることなく欧州、NY時間にバトンタッチします。
午後10時には突如上昇、568万円と前日比5%を超える上昇になり、
週末相場は上昇で終わるのかと思いましたが、NY時間に再び大きな売りが発生、
上昇分を消して12月11日午前9時には531万円まで下落し、直近の安値を更新します。
その後はあまり売り込まれることはなく、週末の板が薄い間隙を縫ってじわじわ上昇、
12月13日午前3時には576万円に上昇し、午前7時現在は568万円で推移する展開です。
短期レジスタンスはブレイク出来ておらず、上昇の中でも不穏さは漂わせています。
先物で窓が開く形に!NY時間に注意!?
週末の動きを受けて、週明けは動きが読みにくくなっています。
日本時間は盲目的に買い続ける層からの買いが期待できるため、上昇するかもしれませんが、
最近の傾向として、NY時間が鬼門のため、NY時間からの窓埋めには注意です。
日本時間に調子に乗って買い上げ、数%高だったものが、寝て起きたら数%安に変わっている可能性もありそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、547万円の位置に切り上がっています。
今の動きだと、NY時間に更に切り上がるため、深夜から早朝にかけて、
下がってくる動きが出ると大きな下げになりそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスが576万円の位置に、中期レジスタンスは578万円の位置に残ったままです。
NY時間が始まる前にレジスタンスはブレイクしておきたいところです。
まとめ
ビットコインの週末相場は下落後、ジリ高になり、週明けを迎えています。
先物市場で窓が開く形になっており、NY時間に窓を閉める動きに注意が必要です。
東京時間から、早めのレジスタンスブレイクに期待しましょう。