ビットコインの1月4日の動きは、市場参加者が出揃った事から買い上げられる場面もありましたが、
結局NY時間に売られ、値を消しています。
上値が段々と切り下がってきており、下値は抜けられないものの、三角持ち合いの形になり、
この調子だと週末から来週にかけて、底抜けする様相が強まってきました。
ビットコインの1月5日の概況について解説します。
(この記事は1月5日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
1月4日午前7時からの動き
1月4日午前7時、530万円で推移していたビットコイン、サポートをブレイクしたばかりでしたが、
日本勢の年明けの御祝儀買いが入ります。
株式市場が大幅高だったこと、円安が進んでいたこともあり、
日付が変わる頃には551万円まで上昇し、前日比3%以上の上昇となり、短期レジスタンスを脅かします。
ところが、日本人が就寝したNY時間は再び売られ、1月5日午前3時には530万円へと下落、
午前7時は536万円で推移していますが、上昇を簡単に消す悪い展開です。
2022年1月4日は日本、欧州、NY全ての参加者が揃い、
2022年の行方を左右する大切な1日でしたが、期待はずれの動きとなっています。
三角持ち合いが形成され、底抜けは週末頃?
現在の動きは、レンジ相場というより、レンジ下限を意識しつつも、
徐々に上値が切り下がってきており、三角持ち合いの形を作っています。
この動き通りなら、週末ごろから週明けまで値幅を縮小する動きになり、
その後下抜けの可能性が高そうです。
上値封鎖と呼べる状態で、動きは全く良くありません。
正月明けの新規資金の流入は、1月4日の動きで終了したと思われるため、
本日のNY時間にも底抜けには注意したいところです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、522万円の位置に短期レジスタンス、中期レジスタンスが溜まっています。
この位置を下抜けた場合は、レンジの底抜けとみなし、500万円の攻防に移りそうです。
レジスタンスは、短期レジスタンスが553万円の位置に切り下がっています。
この位置を再びブレイクできるかに注目です。
NY時間に売られていますので、
日本時間の特攻に期待したいところです。
まとめ
ビットコインの1月4日の動きは、小高い局面もあったものの、上昇をほとんど消す展開となっています。
上値が徐々に切り下がり、三角持ち合いの動きが形成されつつあるため、週末から来週初めに結果が出そうです。
NY時間に売られる事が多く、底抜けに注意しましょう。